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2025.05.08 その他

SUPER FORMULA Rd.1&2【ITOCHU ENEX TEAM IMPUL】

2025年 全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ 試練の開幕戦

2025年全日本スーパーフォーミュラ選手権が3月7日(金)~3月9日(日)、三重県の鈴鹿サーキットで開幕。今シーズンはITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL としてカラーリングをIMPULのイメージカラーのシルバーとWECARSのイメージカラーのブルーに一新。

No.19にオリバー・ラスムッセン、No.20 に高星明誠を起用し心機一転で開幕に臨みましたが、ラスムッセンが7日(金)のフリープラクティスでクラッシュしドクターストップがかかり欠場。緊急で野中誠太が代役で出場することになり、予選19番手からスタートして17位。初めてスーパーフォーミュラをシーズンを通して戦うNo.20高星明誠は予選20番手からスタートし13位でレースを終えました。


3月8日(土)午前 予選

天候/曇りのち晴れ コースコンディション/ドライ
気温/8℃ 路面温度/11℃

今シーズンのスーパーフォーミュラは全12戦で争うことになりました。そのうち鈴鹿サーキット、ツインリンクもてぎ、富士スピードウエイでの開催は1ウィーク2レース制での開催。1ウィーク2レース制の場合は土曜日、日曜日のそれぞれ午前中に予選、同じく午後に決勝が行われます。3月8日(土)に開催された鈴鹿サーキットでの開幕戦の予選は、風はほとんどないものの厳しい寒さの中での開催となりました。その開幕戦でITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL はいきなり試練に見舞われました。3月7日(金)のフリープラクティスでNo.19 オリバー・ラスムッセンがデグナーカーブ2つ目のアウト側でクラッシュ。

ドクターストップがかかり出場することができなくなってしまいました。そのため急遽この第1戦と第2戦のNo.19 には野中誠太が代役出場することになりました。午前9時50分からの予選Q1AグループにはNo.20 高星明誠が出走。高星明誠はスポット参戦や開発ドライバーとしてスーパーフォーミュラの経験はあるものの、レギュラードライバーとしては初めての参戦となります。10分間のセッションに11台が出走し6台がQ2に進出することができるQ1で、No.20 高星明誠がマークしたタイムは1分40秒291。Q1Aグループの10位となり、Q2に進出することができませんでした。Q1Bグループには急遽代役参戦することになったNO.19 野中誠太が出走しました。野中誠太は前日のフリープラクティスに出走することができなかったためぶっつけ本番での予選です。そんな厳しい状況の中で野中誠太が記録したタイムは1分39秒587。このセッションの11位となり野中誠太もQ2に進出することはできませんでした。ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULの2台はNo.19 野中誠太が19番手、No.20 高星明誠が20番手から午後の決勝を戦うことになりました。

3月8日(土)決勝 午後

天候/曇り コースコンディション/ドライ
気温/13℃ 路面温度/21℃
5.807km×27周=156.789㎞

気温は13℃と午前中の予選より少し上がったもののまだ肌寒い気候の下、14時45分に決勝のフォーメーションラップがスタートしました。1ウィーク2レース制で行われる土曜日の決勝レースは、昨年までの180㎞から150㎞に距離が短縮されての開催となっています。決勝直前、ピットアウトしてダミーグリッドにつく レコノサンスラップで予選8番手のNo.65 イゴール・オオムラ・フラガがコースオフしたためピットスタートとなり、ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULの2台はスタート時点で順位をひとつずつ上げることになりました。

クリーンなスタートが切られましたが、オープニングラップのNippoコーナー立ち上がりでNo.12 三宅淳詞がコースアウトしクラッシュ。いきなりセーフティカーが導入されます。1周終了時点の順位は、No.19 野中誠太が19位とポジションをキープ。No.20 高星明誠は17位でポジションを3つ上げることに成功しました。5周目からレースが再開されましたが9周目のS字カーブで11位を走行中のNo.28 小高一斗と10位のNo.39 大湯都史樹が接触しともにリタイア。2度目のセーフティカーが導入されました。このセーフティカーラップ中に10周が終了しタイヤ交換の義務を消化できるようになったため、なんと全車がピットインしタイヤ交換。ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULのピットクルーは完璧な作業でNo.20 高星明誠をコースに復帰させ、高星は10位にジャンプアップ。No.19 野中誠太は18位で復帰しました。

14周目からレースが再開されましたが、今度はシケインで13位を走行していたNo.8 福住仁嶺と12位のNo.29 平良響が接触。スピンした福住仁嶺に14位のNo.65 イゴール・オオムラ・フラガが追突し福住仁嶺がリタイア。3度目のセーフティカーが導入されました。この時点でNo.20 高星明誠は10位、No.19 野中誠太は16位となっていました。セーフティカーラップの間にNo.19 野中誠太はピットインし、スローパンクチャーしたリアの右タイヤを交換し17位で復帰しましたが、冷えたタイヤのため少しコースを外れてしまいました。18周目、残り10周のタイミングでレース再開。NO.37 サッシャ・フェネストラズがNo.20 高星明誠に迫り、高星は19周目にサッシャ・フェネストラズに、続けてNo.3 山下健太の先行を許し12位へ後退。20周目にはNo.5 牧野任祐にも交わされ13位に順位を落としてしまいました。19周目に16位のNo.10 Jujuがドライブスルーペナルティを受けたため、No.19 野中誠太は16位に順位をひとつ上げました。ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULの2台はそのまま27周を走り切り、No.20 高星明誠が13位。No.19 野中誠太は16位でチェッカーを受けたもののセーフティカーラップ中のコースアウトのため、5秒ペナルティを受け最終結果は17位で開幕戦を終えました。


ペースに苦しんだ第2戦

2025年全日本スーパーフォーミュラ第2戦が前日の第1戦に続き3月9日(日)、三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。

新たにシルバーとブルーを基調としたカラーをまとったITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULは予選、決勝ともにペースに苦しみましたが、オリバー・ラスムッセンの代役で出走したNo.19野中誠太が予選19番手から19位、No.20 高星明誠は予選22番手から20位でレースを終えました。


3月9日(日)午前 予選

天候/曇りのち晴れ コースコンディション/ドライ
気温/11℃ 路面温度/18℃

前日とほぼ同じ時刻に開催された第2戦の予選は、気温・路面温度ともに前日より若干高くなったものの、無風だった第1戦とは打って変わって第一コーナーに向かって強い追い風が吹いていました。Q1にはA、Bグループとも11台が出走し、上位6台がQ2に進出することができます。Q1Aグループに出走したのは第1戦の決勝を20位で終えたNo.20 高星明誠。高星はこの第2戦のQ1でもペースに苦しみ1分39秒150のタイムでこのセッションの11位となりました。

続くQ2Bグループに出走したのは初めてのレースを17位で完走したNo.19 野中誠太。野中が記録したタイムは1分47秒591でこのセッションの10位となり、ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULの2台は決勝をNo.19 野中誠太が19番手から、No.20 高星明誠は22番手から戦うことになりました。

3月9日(日)決勝 午後

天候/晴れ コースコンディション/ドライ
気温/15℃ 路面温度/38℃
5.807km×31周=180.017㎞


1ウィーク2レース制の決勝のレース距離は昨年までと同様180㎞ですが、今年はタイヤ交換の義務はあるもののトップの10周終了後からという制限がなくなり、いつタイヤ交換してもよいというレギュレーションになりました。(1レース制のオートポリス、スポーツランドSUGOは昨年と同じ。)気温は15℃と前日と大きく変わらないものの、路面温度は38℃と大きく上がりました。14時49分45秒に正式なスタートが切られました。

No.20 高星明誠は第2コーナー立ち上がりでNo.10 Jujuをパスし21位にひとつポジションアップ。1周が終了したところで早くも5台がピットインしタイヤ交換を行い、昨年までと違うレース展開となりました。さらに2周目以降もタイヤ交換する車両がありましたが、ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULの2台はステイアウト。4周終了時点でNo.19 野中誠太は12位、No.20 高星明誠はステイアウトし12位を走行することになりました。 その後もタイヤ交換のためにピットインした車両がありレースの半分が終了した16周目には、まだステイアウトを続けていた ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULの2台はNo.19 野中誠太が8位、No.20 高星明誠は9位となっていました。その後、17周を走り終えてNo.19 野中誠太が、18周を走り終えてNo.20 高星明誠がタイヤ交換の義務を果たすためピットイン。全車がタイヤ交換の義務を消化した22周目の時点で、No.19 野中誠太は20位、No.20 高星明誠は21位となりました。このままの順位で確定かと思われた28周目の第2コーナー立ち上がりでNo.4 ザック・オサリバンがNo.19 野中誠太に接触しコースアウト。オサリバンがコース脇でリタイアしたためセーフティカーが導入されましたが、野中は問題なく走り続け19位に、No.20 高星明誠も20位にひとつポジションを上げました。その後、セーフティカーランは最終ラップまで続き、No.19 野中誠太は19位、No.20 高星明誠は20位でチェッカーを受けました。

第3戦&第4戦は、4月18日(金)~20日(日)に1ウィーク2レース制で栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されます。

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