SUPER FORMULA Rd.3&4【ITOCHU ENEX TEAM IMPUL】
Round 3:19歳の小林利徠斗がSFデビュー
例年は真夏の8月に開催されていたモビリティリゾートもてぎでのスーパーフォーミュラでしたが、今年は4月の開催となりました。第1戦、第2戦同様、第3戦、第4戦は1ウィーク2レースでの開催となり、午前中に予選、午後に決勝が開催されます。
午前の予選、Q1AグループにはレギュラードライバーのNo.20 高星明誠が出走。セクター1では全体ベストを出す走りでQ2進出が期待されましたが、記録したタイムは1分32秒313でこのセッションの9番手。残念ながら上位6台に入ることができずQ2に進出することは叶いませんでした。
レギュラードライバーのオリバー・ラスムッセンがケガのリハビリで欠場のため19歳の小林利徠斗が第3戦、第4戦にNo.19で出場することになりました。前日のフリープラクティスで初めてITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULの車両をドライブした小林利徠斗でしたが1分32秒041。スーパーフォーミュラでの初めての予選とは思えない走りでしたが、8位となりわずか0.157秒の差でQ2進出は果たせませんでした。
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULの2台は午後からの決勝をNo.19小林利徠斗15番手、No.20 高星明誠が18番手からスタートすることになりました。今シーズンのスーパーフォーミュラは、鈴鹿サーキット、モビリティリゾートもてぎ、富士スピードウェイでの大会に関しては、1ウィーク2レース制となりました。土曜日の決勝レースは距離が160㎞、日曜日の決勝レースは距離が180㎞での戦い。タイヤ交換の義務を消化するためにピットインできるのは土曜日のレースではトップが10周目に入ってから最終ラップの1周前までの間というレギュレーションになっています。14時50分にフォーメーションラップがスタート。1周して全車がスターティンググリッドにつくと14時52分に正式なスタートが切られました。
スタートではNo.19 小林利徠斗が出遅れ、最後尾に後退。第1コーナーでNo.39 大湯都史樹とNo.64 佐藤蓮が接触したアクシデントの影響でNo.20 高星明誠は19位にポジションを落とし、No.19 小林利徠斗は20位となり、ここでセーフティカーが導入されることになりました。4周目にセーフティカーがコースを外れレースが再開すると5周目の130RでNo.20 高星明誠はNo.12 三宅淳詞をかわし18位に、No.19 小林利徠斗もヘアピンで三宅淳詞を抜き19位となりました。6周目にはNo.19 小林利徠斗がNo.20 高星明誠を抜き、さらにS字でNo.10 Jujuを抜き17位。No.20 高星明誠も第3コーナーでJujuを抜き18位と着実にITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULの2台は順位を上げて行きました。10周を終了すると義務のタイヤ交換を消化するためのピットウインドウがオープン。多くの車両がピットインする中、No.19小林利徠斗はステイアウト。
No.20 高星明誠は11周を終了したタイミングでピットイン。ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULの2台は戦略を分けました。レースが折り返しを迎えた17周を終了したタイミングでN0.19 小林利徠斗もピットインしタイヤ交換。再スタート時に若干ストール気味となり19位でコースに復帰しました。No.20 高星明誠はNo.29 平良響と抜きつ抜かれつの展開で23周目に16位。25周目にはNo.19 小林利徠斗がNo.28 小高一斗を抜いて18位となりました。28周目、No.15 岩佐歩夢がマシントラブルのためリタイアし、No.20 高星明誠が15位、No.19 小林利徠斗が17位。レース終盤の30周目の90度コーナーでNo.19 小林利徠斗はNo.12 三宅淳詞を抜いて16位となり、ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULのNo.20 高星明誠が15位、No.19 小林利徠斗は16位でチェッカーを受けることになりました。
アクシデントやトラブルに見舞われた第4戦
前日の第3戦に引き続き第4戦の予選が4月20日午前9時10分に開始されました。
Q1Aグループには、第3戦の予選でセクターワン最速タイムを記録したNo.20 高星明誠が出走。Q2進出が期待されましたが、記録したタイムは1分33秒268でこのセッションの9番手。Q2に進出することはできませんでした。Q1Bグループには前日の第3戦の予選で初めてとは思えない走りを見せたNo.19 小林利徠斗が出走。今度こそQ2進出が期待された小林利徠斗でしたが、1分32秒735のタイムで8位となりQ2に進出することはできませんでした。ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULの2台は午後からの決勝をNo.19小林利徠斗が16番手、No.20 高星明誠が17番手からスタートすることになりました。
日曜日の決勝はレース距離が従来通り180㎞。ただし、タイヤ交換の義務を消化するためにピットインするというピットウインドウの制限はなく、最終ラップの1周前までにタイヤ交換を済ませればよいというレギュレーションとなっています。14時55分にフォーメーションラップがスタートし、14時58分に正式なスタートが切られましたが、スタート直後の第1コーナーでNo.20 高星明誠にNo.28 平良響が激しく接触。セーフティカーが導入されたため、この間にタイヤ交換の義務を消化しようと多くの車両がピットイン。No.20 高星明誠はタイヤ交換だけでなくダメージを負ったフロントウイングの交換を行いました。高星のピット作業に時間がかかると判断したためNo.19 小林利徠斗はやむなくステイアウトすることを選択せざるを得なくなりました。
セーフティカーランの間にピットインしたNo.3 山下健太のタイヤがはまっておらずスローダウン。No.19 小林利徠斗は6位、No.20 高星明誠は20位を走行。6周目からレースが再開されると、オープニングラップの接触でクルマのバランスが狂ってしまったNo.20 高星明誠は、No.3 山下健太に抜かれ21位にポジションダウン。16周目にはNo.1 坪井翔がマシントラブルでスローダウンしNo.19 小林利徠斗が5位、No.20 高星明誠が20位。19周目にNo.19 小林利徠斗はNo.6 太田格之進に抜かれ6位となり、20周が終了したタイミングでピットイン。ピットからの再スタートに時間がかかり20位でコースに復帰。No.20 高星明誠は19位となりました。
22周を終了しNo.8 福住仁嶺がピットイン。No.20 高星明誠は18位、No.19 小林利徠斗は19位にひとつずつポジションアップ。25周目にNo.19 小林利徠斗がNo.20 高星明誠の前に出ましたが26周目にNo.19 小林利徠斗にトラブルが発生。小林はコース外にクルマを止めリタイアとなりました。その後、No.20 高星明誠はバランスの崩れたクルマで耐える走りを続けましたが最終的には19位でレースを終えました。