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2025.06.19 MFJ

2025 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦【TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW】

確実にポイントを取った開幕戦

2025年全日本ロードレース選手権第1戦もてぎ2&4レースが栃木県モビリティリゾートもてぎで開催された。4輪スーパーフォーミュラレースとの併催となり、全日本の開催クラスはJSB1000クラスのみ。今年から星野選手に加えて、吉田 愛乃助選手が同クラスに参戦する事になり、チームは4月5日にプライベートテスト走行を経て4月9日~10日の公開テストに臨んだ。

全クラスが参加した公開合同テストで星野選手はタイヤテストを含む多くのテストをしながらの走行となったが、マシンのセットアップも進み、ライダー自身の調子も悪くない様子でレースウィークを迎えた。吉田選手は星野選手からアドバイスを受けながら走り込むが、なかなか思うようにタイムを上げられないままレースウィークとなった。今回のレースには年間エントリーチームに加えてホンダ・スズキのワークスチームを含めた10台がスポット参戦、出場台数は30台となり、ハイレベルな争いになる事が予想された。


4月19日(土)公式予選

JSB1000クラスの予選はスーパーフォーミュラの予選後に行われたが、真夏のような暑さとなり気温も路面温度も高く、厳しいコンディションの中での走行となった。前日の走行からセッテイングを変更し、1分49秒代を目標として40分間の予選に挑んだ星野選手。予選後半にウィークベストタイムとなる1分51秒247を出すものの予選結果は19位、7列目から決勝レースを戦う事となった。吉田選手はコースインしてから多くの周回を重ねる中ウィークベストタイムの1分53秒631を出す。その後更なるタイムアップを試みるが、更新はならず28番手10列目からスタートする事となった。

4月20日(日)決勝レース

迎えた決勝日、決勝に向けての確認走行となる朝のウォームアップ走行で、吉田選手は4周目の5コーナーでギア抜けによる失速で他車と接触、転倒してしまった。大きなマシンのダメージは無く、吉田選手は決勝レースのグリッドに着いたものの、体調の問題でレースを走れる状態ではなく、残念ながらレースをキャンセルする事となった。前日に比べると気温、路面温度もそれほど高くないコンディションの中でレースはスタート、星野選手はいつものスタートダッシュにはならず、オープニングラップは19位。しかし周回毎にポジションアップし5周目には15位を走行、レースペースも良く6周目に#41豊島選手を交わして14位となり、その後は豊島選手とのポジションを争う僅差の攻防が続いたが14周目にマシントラブルにより豊島選手は戦列を離れた。

同じ周に先頭グループを走る#10長島選手が離脱した事で13位となるも、15周目に#20津田選手に交わされ14位を走行。レース終盤は#36荒川選手とのバトルとなり、19周目に先行され僅差の15位フィニッシュとなった。JSB1000クラスはポイント獲得15位以内の結果を残す事自体が、プライベートチームにとって難しいクラスであるが、今回のレースは星野選手が最後まで安定したレースタイムを刻み、確実にポイントを取った事はチームとして満足のいく結果となった吉田選手にとっては悔しい初戦となったが、次戦SUGOまでしっかり準備をしてレースに挑んでもらいたい。又、ST1000クラスに参戦2年目となるゼック選手は次戦のSUGOが開幕戦となるが、合同テストではもてぎでの自己タイムを更新している。その流れを維持して開幕戦での活躍に期待したい。


【星野知也選手】
【吉田愛乃助選手】

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