スーパーGT Rd.2 富士【HYPER WATER Racing INGING】
チーム力で接戦を制する、3位表彰台
SUPER GTシリーズの第2戦は今年もゴールデンウィークの富士スピードウェイにおいて開催。搬入日の2日は大雨に見舞われたが、3日は早朝から雲ひとつない天候となり富士山も美しい姿を見せた。
また関東地区の開幕戦とあって朝早くから多くのファンが詰めかけ、駐車場もぎっしりと埋まった。今回は3時間レースと長いレースとなるため、チームはCドライバーに卜部和久を登録して臨むこととした。
朝9時に始まった公式練習は、快晴で気温19℃、路面温度28℃という爽やかな天候で始まった。まずは堤がコースインし車両の状態を確認。セッティングを変更しながら6周目には1分36秒806のベストタイムをマークした。堤は16周してピットインし平良に交代。28周してロングランテストも行った。タイムはトップとは0秒462差の10位とまずまずの位置につけた。なおこのセッションで卜部の走行はなかった。
5月3日天候:晴れコースコンディション:ドライ
午後の予選Q1は開幕戦の結果によりB組に区分された。出走15台のうち上位9台に入ればQ2への進出が決まる。14時48分、気温20℃、路面温度32℃というコンディションでまずは平良がコースインしタイヤを暖めた。平良は10分間のセッションも残り1分を切った計測4周目に、1分36秒241で4位となりQ2進出を確実にした。結果的には平良のタイムを上回る車両があり5位となったが、問題なくQ2へ進出を決めた。上位18台のグリッドを決めるQ2は15時23分に始まった。堤は残り2分を切った計測4周目に1分35秒795で2位となったが、その後4台の車両が堤のタイムを上回り10分間のセッションは終了。ポールシッターとは0秒975差の6位となり、明日の決勝レー
スは3列目からのスタートが確定した。
前日同様天気に恵まれた大会となり朝9時には気温も20℃を超えた。決勝の前に行われた20分間のウォームアップ走行では、平良がコースインして堤に交代。ベストタイムは1分38秒193で9位とまずまずのタイムをマークした。気温24℃、路面温度38℃の14時18分に切られたスタートは平良が担当した。オープニングラップの混乱で順位をひとつ上げて5位となったが、3周目には6位に順位を戻した。5位の車両とは4〜5秒の差を保ちながら平良は周回。スタートから30分ほどが経過した20周目のTGRコーナー(1コーナー)で後続にマルチクラッシュが起きたことで、FCYが5分間導入され、それが解除になった直後に1台の車両にかわされたが、23周目に4位の車両が1回目のピットインを早めにしたことで順位を再び5位に戻すことになった。
5月4日天候:晴れコースコンディション:ドライ
27周、32周、そして34周で上位陣が1回目のピットインをしたことで、平良はトップに立つことになった。そしてトップを守ったまま42周でピットインし、ここで堤に交代した。タイヤ4本を交換し給油を済ませ堤は8位でコースへ。7位の車両とは18秒の差があったが、54周目までに追いつき55周目には7位へ。55周目にトップの車両のタイヤがバーストしたことでピットインしたことで6位へ順位を上げた。今回は給油を伴うピット作業が2回義務付けられており、62周から70周目にかけて上位の車両が2回目のピット作業に入ると、堤はトップに立つこととなった。そして86周まで走行を引っ張ってピットイン。
レースは残り30分ほどで、このピット作業でタイヤ交換をせず給油のみで済ませ堤は4位でコースへ戻った。しかし終盤の102周目にはタイヤ交換を済ませラップタイムの早い車両にかわされ5位となった。スタートから3時間が経過したファイナルラップで、トップの車両がマシントラブルのためにストップしたことで堤は4位でチェッカーを受けた。レース後に3位の車両に対してピット作業違反のために10秒のタイムが加算されたことで、順位はひとつ繰り上がり3位という結果となった。