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2025.10.30 その他

ELMS第4戦スパ・フランコルシャン【佐藤万璃音選手】

今季初表彰台の2位を獲得!

2023 年シーズンよりヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)に挑戦を開始した佐藤万璃音(UNITED AUTOSPORTS USA 所属 26歳)が、8月24日~25 日にベルギー、スパ・フランコルシャン・サーキットで開催された 2025 年 ELMS第4戦「4 HOURS OF SPA FRANCORCHAMPS」に参戦。
クラス2位で今季初表彰台を獲得しました。

今年から自身のキャリアでは初めてとなる LMP2・PRO/AM(プロ・アマ)クラスに挑戦することとなり、ゴールドドライバーである佐藤万璃音がリーダーを務め、ブロンズドライバーのダニエル・シュナイダー選手、プラチナドライバーのオリバー・ジャービス選手と共に、21号車で参戦しております。

【佐藤万璃音選手】

何度となく走り込んだスパ・フランコルシャン・サーキットは、ドライバーにとってもマシンにとっても過酷なサーキットのひとつです。スパ・ウェザーと呼ばれるほど天候が安定しておらず、セッションの途中で雨が降ったり、レースウィーク中にコンディションが急変しやすいサーキットとしても有名です。いつものように、ブロンズドライバーのダニエル・シュナイダー選手の走行時間を優先しつつ、短期間にマシンを仕上げていく佐藤万璃音でしたが、今回のスパ・フランコルシャンは、そのダニエル・シュナイダー選手がこれまでで最も乗れており、かつミスも無く走ってくれたことが、レースでの好成績に大きく貢献してくれたのです。今回はマシンの仕上がりが順調ではなく、ライバル達とは方向性の違ったセットアップを試しながらフリー走行1回目を走った佐藤万璃音は、予選前のフリー走行2回目で大きくセットアップを変更。

予選直前に降った雨によってさらに難しい路面コンディションとなってしまった状況の中、ぶっつけ本番とも言える予選となりましたが、マシンのセットアップ変更が上手くいき、ダニエル・シュナイダー選手が2分25秒510で7番手を確保。とても良い雰囲気で決勝スタートを迎えることとなりました。

決勝でもダニエル・シュナイダー選手が好スタートを見せ、コンスタントにミスなく周回を重ねていきます。彼がこれまで見せた走りの中では、まさに最高のスティントだったとチームが称賛する走りを続け、オリバー・ジャービス選手へとバトンタッチしました。オリバー・ジャービス選手も素晴らしい走りを見せ、首位を好走。2位に8秒のリードを保っていたのですが、ひどいトラフィックに前を阻まれ、わずか2周でリードを失い、ストレテジー的にピットストップ後にもトラフックに引っかかってしまい、首位の座を奪われてしまいました。それでも2位をキープして、佐藤万璃音へと早めの交代でアンダーカットを狙いました。そのアンダーカットが成功してトップに戻りましたが、給油でのロスタイムを計算すると、ピットインのタイミングまでに2位に対して6秒の差を広げておかねばならない状況でした。

しかし最悪のタイミングでフルコースイエローが出されてしまったことや、トラフィックに遭遇するタイミングの問題で思うようなギャップを作れず、逆にライバルにとってはそれらがすべて有利に働く形となり、4時間が経過した時点で、悔しい2位でのチェッカーとなりました。

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