全日本ダートトライアル選手権 第8戦【HKS】
シリーズ有効ポイントのフルスコアを達成!!
今シーズン最終戦となる第8戦は第2戦と同じく「テクニックステージタカタ」で開催されました。前回は1本目タイムで逃げ切り優勝、今回もトップで終えることができればシリーズ有効ポイント(ベスト6戦)の満点が獲得できるため気合が入ります。
D2クラスは14台のエントリーでした。公開練習日の朝、いつも同じようなルートをたどるタカタですがコース図に違和感がありました。中間計測まで逆走ルートとなっており、田口選手も未経験とのことでした。地方戦ではあったとしても全日本クラスのみ参戦のドライバーはほぼ経験がないと思われ、これがどういった結果を生み出すのか未知数でした。前回は砂利の採石業者が変わり、なかなか砂利が掃けないコンディションになりましたが、今回も角張った5cm角の大きめの砂利がゴロゴロしていました。次第に掃けていったのですが、片側深さ15cm、両側深さ10cmほどの轍ができ、この轍の使い方もポイントになりました。
【公開練習】1位/ 13台中
朝は霧がかって視界が悪くややウェットで始まることが多いタカタですが珍しく朝から快晴となり、日中は30℃を超える暑さに。コース序盤は5cm角の大きめな砂利が多く、中盤~終盤は2cm角ほどの砂利が敷かれ、中間計測後の短い登りは砂利が厚く滑りやすいコンディションでした。D2クラスは全車一般ダート用タイヤを選択していました。今回よりSCクラスからD2クラスにクラス替えをした大西選手が1:49.924のタイムでターゲットに。シード前の江川選手、シードの谷田川選手、炭山選手が次々とベストタイムを更新します。鎌田選手は車両トラブルでミスコース扱いとなりました。最終出走の田口選手は中間タイムで炭山選手に0.04秒及ばずも後半巻き返し、0.493秒の差をつけてトップに立ちました。砂利が多く滑りやすい路面のため、ややオーバーステア気味とのことでしたが、砂利さえ掃けたら良好と予想され、ダンパーの減衰をわずかに調整して決勝に臨みます。
【決勝第1ヒート】1位/ 14台中
決勝日はタカタ恒例の霧で始まりました。公開練習で掘られた轍は片側のみで最大深さ10cmほど、両側だと最大深さ6cmほどになり、霧で路面がややウェットになったため、さらに掘られていくことが予想されます。砂利は掃けきりはしないもののだいぶ掃けた様子。雲は晴れず気温も25℃ほどで低く推移しましたが、走行前には晴れてきました。コースレイアウトは公開練習とほぼ同じ。D2クラスの競合は全車一般ダート用のタイヤを選択するなか、2本目を見越して超硬質ダート用タイヤの「ADVAN A036」で出走しました。まだ砂利が多かったため滑る路面に悪戦苦闘しながらも中間、全体タイムともトップで第1ヒートを終えました。レスポンスがいいとサスペンションのセッティングは変更せずに第2ヒートに挑みました。
【決勝第2ヒート】1位/ 14台中
第1ヒートの走行前から晴れて気温が前日に続いて30℃超えの暑さになりました。路面はドライで砂利が掃け、砂利の埋まった固い路面が露出していました。轍は片側のみで最大深さ15cmほど、両側だと最大深さ10cmほどとさらに深くなりました。シード勢はほぼ超硬質ダート用タイヤを選択、確実にタイムを縮めてきます。D2に同じく4WD車両のSCクラスでは2.6秒のタイム更新、路面コンディションが良くなったこととタイヤ選択の差がタイムに現れているようでした。1本目に続いて「ADVAN A036」を選択。鎌田選手、炭山選手は想定よりタイムが縮まらず、ベストが更新されないまま田口選手がスタート。
セッティングとコースコンディションがマッチしてベストタイムを1.555秒短縮。前走車トラブルで再出走となった谷田川選手のフィニッシュを待ちます。1本目のベストを上回るタイムを叩き出しましたが田口選手には届かず、1.238秒差で優勝となりました。シリーズ6勝目でシリーズ有効ポイントのフルスコア達成です!