SUPER FORMULA Rd.1&2【WECARS IMPUL with SDG】
チームとしては2年ぶりのポイント獲得!
いよいよ2026年シーズンの全日本スーパーフォーミュラ選手権が開幕する。舞台は栃木県・モビリティリゾートもてぎだ。今シーズンの「WECARS IMPUL with SDG」は、ドライバーに21歳のイギリス人、ザック・オサリバン(Zak O'Sullivan)選手を新たに起用。オサリバン選手は、昨年末のルーキーテスト、そして2月25日・26日に鈴鹿サーキットで行われた公式合同テストを経て、今回の開幕戦に臨む。
モビリティリゾートもてぎのコースは、このオフシーズンに路面の全面改修が実施された。全ドライバーが金曜日からの走行で、新しくなった路面の変化を初めて体感することになる。しかも、今大会は土曜日に第1戦、日曜日に第2戦の予選・決勝をそれぞれ行う「2レース制」で開催される。タイトなスケジュールの中、変化するコースコンディションへいかに素早く対応できるかが、ドライバーとチームに強く求められることになる。天気予報によれば、金曜日は晴天が見込まれるものの、土・日曜日は雨の可能性が報じられている。路面改修に加え、天候によるコンディションの変化も相まって、予断を許さない開幕ウイークとなりそうだ。4月3日(金)は、午前と午後にフリープラクティスが行われ、オサリバン選手は午前中が16番手、午後は予選シミュレーションも行いながら7番手でセッションを終えた。
4月4日(土)の第1戦決勝はウェットレースとなってしまったが、日曜早朝に雨は上がり、曇り空となった。しかしコース上にウエットパッチが残る状況で予選がスタートした。10時10分からの予選Q1・B組を走るザック選手は、1周目を1分45秒520で6番手に付けると、4周目に1分31秒714をマークし、3番手にポジションアップ。各セクターでさらにタイムを削るザック選手は、5周目に1分31秒461を記録。結局、ライバル勢もタイムを上げてきたが、6番手でQ2進出を果たした。続くQ2では、2周目に1分40秒258で2番手につけ、3周目に1分31秒405で2番手に。さらにコースを攻め続け、1分30秒973をマークするも、最終的には10番手で決勝を迎えることとなった。
気温22度、路面温度28度と、曇り空で路面温度があまり上がらないコンディションの下、37周のレースがスタートした。ザック選手は巧みなスタートダッシュを決め、オープニングラップを7位で戻ってくる。そのまま序盤も7位をキープ。11周終わりでピットに入り、一時18位まで順位を下げるが、上位陣がピットインする間に着実な走りを見せ、24周目には10位、25周目に9位、26周目に8位とポジションを上げていく。さらに29周目には6位まで順位を上げ、前車を猛追。コンマ5秒からコンマ3秒という僅差で肉薄するザック選手だが、相手にブロックラインを通られ、果敢にチャレンジするも抜ききれない。中継映像で何度も「名門IMPUL復活」と叫ばれる中、6位でチェッカーを受けた。