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2026.06.30 SUPER GT

スーパーGT Rd.1 「OKAYAMA GT 300km RACE」【TEAM SARD】

開幕戦岡山、白熱の5位フィニッシュ

4月12日(日)、今季開幕戦となるSUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝が行われ、5番グリッドから勇猛果敢に勝利を狙っていったスタート担当の関口は、序盤上位陣に食らいついていったが途中からタイヤカスが付くピックアップ現象が起きペースアップならず。他車がピットインし始めて前が空くとタイヤカスも取れてペースアップ。

【DENSO KOBELCO SARD GR Supra】

オーバーカット戦略で39周目にピットインするとトップクラスの素早いピットワークでサッシャを送り出す。ペース良く、前とのギャップを削るサッシャは10秒以上も差のあった前をいく14号車を76周あたりでキャッチアップ。そこから白熱のバトルを展開しチャンスとあらば猛チャージで抜きにかかったが、あと一歩及ばず5位でチェッカー。ドライバーポイントは6点を獲得、チームポイントは9点を獲得しランキング5位で今季初陣を終えた。

事前情報

いよいよ2026年シーズンが幕開けとなる。チーム加入5シーズン目のベテラン関口雄飛と若手実力者のサッシャ・フェネストラズが2年目のコンビを組み、指揮を執り始めて7シーズン目となる脇阪寿一がチームを率いる。エンジニア/メカニック体制も新メンバーを加えて陣容を固めた。このオフシーズンテストでは、昨年のいくつかの課題を克服し、セッションベストタイムやアベレージスピードの安定など、順調に仕上げてきたDENSO KOBELCO SARD GR Supra。同地での昨年開幕戦ではクラス最後尾から逆襲の3位表彰台を獲得して昨季チームランキング3位獲得への弾みをつけた。 舞台となるのは岡山県東部の山間部・美作市にある岡山国際サーキット。

4月11日(土)午前に公式練習、午後にはノックアウト方式(Q1、Q2)の公式予選、12日(日)決勝は13時20分スタートの300km(82周︓約2時間)で争われ、ドライバー交代を伴うピットストップは1回が義務付け。サクセスウェイトは各車とも0kgでノーウェイトのイコールコンディションとなる。岡山国際サーキットは比較的高低差が少なく、中低速中心のテクニカルコースで幅も狭く、1周約3.7kmとコース距離が短め。手の届きそうな目の前で迫力のあるドライビングや追い越しシーンが見られ、スリリングかつエキサイティングなサーキット。山間部にあるため、この季節は遅めの桜がコースサイドを彩る美しさも楽しめる。開幕スタートダッシュを決めるべく、開幕戦での3年連続表彰台を狙うDENSO KOBELCO SARD GR Supra。脇阪寿一監督のもと、今季初陣でチーム一丸となって持てるチカラのすべてを振り絞り、勇猛果敢に勝利を目指していった。

公式練習走行

11日(土)9時30分から開始された公式練習走行は、気温18度/路面温度24度の快晴で春の暖かさを感じるコンディション。最初の85分間の混走セッションでは関口が、まず持ち込んだ中でハード側のドライタイヤを装着して車両セットとタイヤの確認を行い、車高などの微調整を進めた後、11周目に1分19秒469の3番手タイムをマーク。その後も若干の調整を続け、再び17周目に1分19秒415と再びベストタイムを刻む。続いてサッシャが19周目からステアリングを握ってクルマの感触をチェック。日が高くなるとともに路気温も上昇する中で、比較的安定した速いペースでのロングラン評価を続け、FCYテストも含め混走セッションはトータル47周と走り込み、関口が17周目にマークした1分19秒415のタイムで3番手となった。 その後に行われた10分間のGT500単独セッションでは更に路気温が上昇し、気温22度/路面温度30度に。

サッシャは新品のソフト側のドライタイヤを装着して予選のアタックシミュレーションを実施。4周目にまずは1分18秒986のトップタイムをマーク。続けて5周目もアタックを試み、さらに0.3秒ほどタイムを削り、1分18秒635と堂々のトップタイムをマークした。サッシャは「結果としていいタイムを出すことができ、内容そのものに手応えがあった。とはいえ、一番大事なのは予選。オフシーズンのテストでもセットアップでいいものが見つかったし、ポテンシャルも上がってきたと感じてる」とコメントした。

公式予選 :Q1

11日(土)7分遅れの14時40分から開始されたQ1は気温25度/路面温度37度とさらに路気温が上昇。関口は持ち込んだ中でハード側のタイヤを装着して残り8分半ほどでコースイン。公式練習からQFに向けて若干の合わせ込みをした中、しっかりとタイヤを温めるウォームアップを4周実施。予定通り5周目にアタックに入ると、セクター1で全体ベストをつけていく関口。続くセクターもトップクラスのセクタータイムで駆け抜けた関口は1分18秒085の2番手タイムを叩き出す。次周もアタックを試みたところ、残り40秒ほどでクラッシュ車両があり赤旗中断に。Q2進出に十分なタイムであるのと、予選赤旗中の許可作業項目も不明確で当該担当オフィシャルに作業の確認したが回答もらえず。タイヤも温存したいこともあって再開のQ1残り4分間は走らずに。結果は1分18秒085の5番手タイムでQ2進出を果たした。

公式予選 :Q2

11日(土)15時32分から開始されたQ2は気温25度/路面温度36度と、Q1とほぼ同じコンディション。Q1を走った関口のアドバイスでクルマをアジャスト。持ち込んだ中でハード側のタイヤを装着し、残り8分半ほどでサッシャがコースイン。丁寧にタイヤを温めるウォームアップを実施していった。5周目にアタックに入ったサッシャは、セクター1で関口のタイムから若干遅れたがセクター2で取り戻していく。5周目のタイムは1分18秒419と十分ではなく、続く6周目もアタックを敢行。セクター1は更新ならずともセクター2で全体ベスト、セクター3でもタイムを削り、1分17秒722で5番手グリッドを獲得した。

決勝

12日(日)11時50分から開始された20分間のウォームアップ走行は気温23度/路面温度37度の快晴で非常に暖かいコンディションに。最初に関口が7周走行。ピットワークシミュレーションを行い、続いてサッシャが8周目からチェッカーまで走行。ウォームアップはトータル11周を走行して、関口が6周目にマークした1分20秒347の5番手で決勝への準備を整えた。12日(日)、13時20分決勝スタート時点は気温24度/路面温度39度と、この季節としては特に路面温度が高い暖かいコンディション。岡山県警察先導のパレードラップと、フォーメーションラップの後に今季の熱戦の火蓋が切って落とされた。スタート担当の関口はオープニングラップのバックストレートで出足の速かった12号車にかわされ6位となるも上位陣に食らいついていく。

300クラスをラップダウンすることからタイヤカスが付くピックアップ現象が起き始め、なかなか取れずにペースアップならず。ライバル勢がピットインし始めた30周付近から前が空くと、タイヤカスも取れてペースアップ。他車のピットイン後のペースやトラフィックを見ながら、オーバーカット戦略を敢行して39周目にピットへ関口を呼び戻した。約31秒ほどのトップクラスの短いピットワークで1台をかわして戦列に復帰すると、サッシャは抜群のペースで前を追いかけた。速いペースで前とのギャップを削るサッシャは、ピットアウト直後は10秒以上も差のあった前をいく4位の14号車を76周あたりでキャッチアップ。

そこから最後まで白熱のバトルを展開。一進一退の攻防の中でチャンスとあらば猛チャージで何回も抜きにかかったが、あと一歩及ばず、5位でチェッカー。表彰台にこそ届きはしなかったが、昨年から格段に進歩して次につながる開幕戦となった。


【関口雄飛 選手】
【サッシャ・フェネストラズ 選手】

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