2026年ELMS 第 1 戦「4 HOURS OF BARCELONA」【佐藤万璃音選手】
ELMS 第 1 戦バルセロナ、新シーズンのキックオフはピット戦略の混乱で、勝機を逃すも7位完走!
2023年シーズンよりヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)に挑戦を続けている佐藤万璃音(UNITED AUTOSPORTS USA 所属 26歳)が、4月 11日~12日にスペイン、カタルーニヤ・サーキットで開催された 2026年ELMS 開幕戦「4 HOURS OF BARCELONA」において、昨年同様 LMP2・PRO/AM(プロ・アマ)クラスにエントリーすることとなりました。プラチナドライバーである佐藤万璃音がリーダーを務め、ブロンズドライバーのダニエル・シュナイダー選手、シルバードライバーのオリバー・ジャービス選手と共に、カーナンバーも昨年と同じ21号車での参戦です。
フリー走行ではオリバー・ジャービス選手が 1 分 32 秒 306 をマークしていましたが、予選はルールによってブロンズドライバーのダニエル・シュナイダー選手がアタックします。フリー走行2回目には、チームは合計42周をこなして1分32秒323をマークしていました。昨年は、予選では問題なかったのですが、ロングランがいまひとつでした。ダニエル・シュナイダー選手は、ブロンズドライバーのみのセッションでは、9周をこなして1分40秒181をマーク。しかし迎えた予選ではタイヤのウォームアップに苦戦し、自らがプロローグ・テストでマークしたタイムを上回ることはできず、1分35 秒143 で 12番手に沈んでしまいました。
レースのスターティングドライバーもダニエル・シュナイダー選手が務め、4 時間耐久レースは正午にスタートしました。LMP2、LMP2-PRO/AM、LMP3、LMGT3 の4カテゴリー47台が混走するレースです。佐藤万璃音がエントリーするLMP2-PRO/AMクラスは、実際のサーキット上ではライバルのみならず、同じ車両を使用する LMP2クラスのプロドライバーたちとも戦わねばなりません。レースは序盤から波乱模様でした。好スタートを切ったダニエル・シュナイダー選手は前方で発生した大きなアクシデントをダメージを受けることなく巧みに避け、そのアクシデントによる赤旗中断、再スタート後も悪くないペースで周回を重ねました。
次のスティントを担当したオリバー・ジャービス選手は無線でフロントのグリップ不足を訴え、思ったようにペースが上がりません。途中、VSCが微妙なタイミングで出され、オリバー・ジャービス選手は4番手でピットインして給油したのち、そのままレースに復帰。しかしピットはドライバーを佐藤万璃音で追い上げる戦略に変更し、再び21号車はピットイン。これで順位を8~9番手まで落としてしまい、レースに復帰した場所もトラフィックが激しい場所でした。必死に前車をパスしながらペースを上げる佐藤万璃音でしたが、なかなか抜きどころの少ないバルセロナのトラックに行く手を阻まれ、なかなか本来のペースで走れない状況が続きました。
それでも奮闘してポジションを上げ、最後はスプラッシュ・ピットでプッシュしながらチェッカーを受けました。佐藤万璃音の走りでなんとかリカバーし、ポイント獲得圏内のクラス7位フィニッシュ。6ポイントを獲得して無事緒戦を終えました。