2026 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦【TONE Team4413 BMW】
MFJ第2戦、スーパーバイクレースin SUGO
宮城県スポーツランドSUGOで、全日本ロードレース選手権第2戦が行われた。
初戦のもてぎは2&4レースでJSB1000クラスのみの開催であった事から、全日本全てのカテゴリーが走るこの大会が事実上の開幕戦となった。1週間前に行われた事前テストで星野選手は体調があまり良くない状況であったが、多くのテスト項目をこなし自己ベストタイムも更新した。吉田選手は課題をクリアすべく多くの周回数を重ねて少しずつタイムアップ、しかし最終日に転倒してしまい目標タイムに届かずレースウィークを迎える事となった。
4月25日(土)公式予選
WEATHER:晴れCOURSE:ドライ
#46星野知也選手 Race1予選13位(1’27.545)→決勝13位
#24吉田 愛乃助選手 Race1予選 19位(1’29.812)→決勝15位
金曜日の走行で星野選手はセット変更の効果が思うように出なかった事と、新しいタイヤへの対応を進めながら走行したため、タイムアップには繋がらなかったが、感触は悪くない方向で予選を迎えた。晴れてはいたが寒く、路面温度も低いコンディションの中での予選、星野選手は6周した後一度ピットに戻り、予選終盤に1分27秒545をマーク、見事に自己ベストを更新して午後のレースは13番手(5列目)からのスタートとなった。吉田選手のマシンはテストから短期間でしっかりと修復され、吉田選手は転倒の影響を引きずる事なく積極的に走行して予選に臨んだ。
予選終盤の19周目に出した1分29秒812がベストタイムとなり、自己ベスト更新はならず、19番手(7列目)からのスタートとなった。
そして午後の決勝Race1がスタート、星野選手は2周目までは順位をキープ、3周目に#50児玉選手に先行されるものの安定したペースを保ちながら再び前に出る機会を伺う展開となった。気温が低く、選択したタイヤが最後まで持つかどうか不安を抱えながら走行していたが、レース中盤から想定していたペースよりもタイムが落ち始め、挽回が難しい状況となった。それでも粘り強く走行を続け、17周目に上位を走る #95 西村選手が戦列を離れたことで13位でフィニッシュ、初戦に続き、2戦連続でポイントを獲得した。一方、吉田選手は素晴らしいスタートで1周目は15位とポジションアップ、しかし3周目以降ペースの速い#18中村選手、#16津田(拓)選手、#21中冨選手に先行され18位となるものの、最後まで諦めず安定したペースを維持しながら走行を続けた。
3台が離脱したこともあり、レース終盤で吉田選手は再び15位に順位を戻してフィニッシュ。 結果としてポイントを獲得し、内容としても評価できるレースとなった。
4月26日(日)JSB1000クラス決勝Race2
WEATHER:晴れCOURSE:ドライ22Laps
#46 星野知也選手 Race2 予選16位(1’28.120)→決勝転倒リタイア
#24吉田 愛乃助選手 Race2予選 19位(1’29.970)→決勝18位
朝のウォームアップ走行で星野選手は2種類のタイヤを試し、決勝で使用するタイヤの見極めを行い良い感触を得た。そして吉田選手はセットを変更し、前仕様との違いを比較しながら決勝に向けて最適な方向性を確認した。前日と比べると暖かいが、風が強いコンディションとなったレース2。スタートグリッドは予選でのセカンドベストタイム順で、星野選手は16番手、吉田選手は19番手からスタートした。
星野選手は1周目をポジションキープで戻ってきた後、様子を見ながら走行して3周目には15位、4周目には14位と着実に順位を上げた。 #50 児玉選手とのポジション争いが続く中、9周目に馬の背コーナー進入でフロントが切れ込み転倒、残念ながらそのままリタイアとなった。3戦連続のポイント獲得とはならなかったが、幸いケガはなく、攻めた結果としての転倒であり、チームとしても前向きに捉えている。
吉田選手はスタート後の位置取りが上手くいかずポジションは変わらず前を行く#33柳川選手を追う展開となった。レースペースは安定していたものの、その差を詰める事ができず18位でレースを終えた。しかし走りは少しづつ改善してきているので、次戦以降の更なる成長を期待したい。今年はEWC鈴鹿8耐の開催が7月3日~5日と例年より早くなった為、第3戦オートポリスの前に早くも公式事前テストが5月12日(火)~13日(水)に鈴鹿サーキットで実施される。その為チームは、通常のレース準備と並行して耐久仕様マシンの製作にも取り掛からなければならず、まさに時間との勝負の中で作業を進めていく事になる。