2026 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦【TONE Team4413 BMW】
過酷なもてぎラウンドを乗り越え、さらなるステップアップを目指す
2026年全日本ロードレース選手権の後半戦となる第5戦が、モビリティリゾートもてぎで開催された。
鈴鹿8耐から約2か月間と長いインターバルとなったが、耐久仕様車をスプリント仕様に変更する他にも8耐での転倒車両の修復及びエンジンの準備など多くの仕事量をこなしレースウィーク初日の走行を迎えた。
木曜日から走行が始まり、初日は雨により路面はハーフウェットからウェットコンディション、2日目はドライコンディションとなり、異なる状況での走行が続いた。鈴鹿8耐での転倒によるケガの影響で、星野選手はまだ万全とは言えない状態だったものの、タイヤテストとマシンセットアップを進めながら周回を重ねたが、ウェットコンディションでのフィーリングが今一つ改善されないまま予選を迎えた。一方、鈴鹿8耐で奮闘した吉田選手は、変化の大きい2日間のコンディションの中で走り込みを重ね、悪くない感触を得て予選に挑んだ。
8月29日(土)公式予選
No.46星野 知也選手レース1予選 13位(2’02.482)→決勝 12位
No.24 吉田 愛乃助選手 レース1予選 17位(2’04.414)→決勝 13位
天気は朝から雨となり気温も19度前後、路面温度も低い中での公式予選となった。予選序盤はかなり雨量が多く転倒車も出ていた為、両選手ともに状況を見ながら走行していた。雨量が少なくなった予選後半で徐々にタイムを上げていき、星野選手は14周目に出した2分02秒482がベストタイムとなり13番手(5列目)、吉田選手は16周目に出した2分04秒414で17番手(6列目)からスタートする事となった。
8月29日(土)決勝Race1
スタート進行時に少し雨足は弱まるものの気温、路面温度共に午前中と変わらないコンディションの中でレース1がスタートした。両ライダー共に好スタートを決め、オープニングラップは僅差で吉田選手が13位、星野選手14位で戻って来る。3周目には星野選手が吉田選手をパス、レース序盤はチームメイト同士のポジション争いとなった。7周目に上位を走る#10鈴木選手が転倒した事で星野選手は12位へ浮上。 以降は安定した走りでポジションをキープ、雨量の増えてきたレース中盤以降も大きくタイムを落とす事なくそのままフィニッシュした。そして吉田選手も星野選手から離されることなく、序盤から築いたリズムを保ちながら周回を重ね、後続との差を広げて13位でゴール。 両選手そろってポイント獲得となった一方で、星野選手にとっては自身の理想とする走りに届かず悔しさの残るレースとなった。
8月30日(日)決勝Race2
No.46星野 知也選手レース2予選13位(2’03.654)→決勝 マシントラブルリタイア
No.24 吉田 愛乃助選手 レース2予選15位(2’04.883)→ 決勝 13位
セカンドベストタイムによってグリッドが決定したレース2は、曇り空の下、気温こそ高くないものの湿度の高いコンディションで行われた。今回も両ライダーは良いスタートを決め、1周目は星野選手が11位、その直後に吉田選手が続いてコントロールラインを通過した。2周目には吉田選手が #21中冨選手に先行されるが、序盤は #44 関口選手を先頭に、星野選手、中冨選手、吉田選手、#16津田選手が連なる形でポジション争いを展開した。7周目に津田選手が吉田選手をパス。 一方、星野選手は挽回のチャンスを伺いながら周回を重ねていたが、8周目の5コーナーでエンジントラブルが発生、コース脇にマシンを止め、残念ながらリタイアとなった。吉田選手は最後まで諦めず、レース終盤まで津田選手と僅差の争いを続けたものの及ばず、そのまま13位でフィニッシュした。
星野選手は、2レース共に納得のいく内容を得られない週末となったが、次戦の岡山では、コンディションを整えたうえで本来のパフォーマンスを発揮してくれることを期待したい。吉田選手は今回のレースで2戦連続のポイント獲得し、これまで積み重ねてきた取り組みが結果として表れ始めている。一方で、新たに見えてきた課題もあり、次戦以降はその課題をクリアしていくことで、更に上位を狙える走りへつながっていくはずだ。今後のステップアップに期待したい。
| JSB1000クラス | |
|---|---|
| レース1 予選 |
No.46星野 知也選手 13位(2’02.482) No.24 吉田 愛乃助選手 17位(2’04.414) |
| レース1 決勝 |
No.46星野 知也選手 12位 No.24 吉田 愛乃助選手 13位 |
| レース2 予選 |
No.46星野 知也選手 13位(2’03.654) No.24 吉田 愛乃助選手 15位(2’04.883) |
| レース2 決勝 |
No.46星野 知也選手 マシントラブルリタイア No.24 吉田 愛乃助選手 13位 |