知っとかないTONE
第71回目「トルシア形高力ボルト(建方1番・シヤーレンチ)編」
第71回目は、「トルシア形高力ボルト編」
トルシア形高力ボルトとは、専用の電動レンチ(建方1番・シヤーレンチ)で
締付けるだけで、誰でも一定のトルク値を得られる建築・土木用のボルトです。
トルシア形高力ボルトは頭部が丸形状をしており、建方一番やシヤーレンチを用いて締付けます。
ボルト先端のピンテールがねじ切れるまで締付けることで、所定のトルク管理が可能となり、
鉄骨建築や橋梁などの接合部に使用されます。
【トルシア形高力ボルトの締付けの流れ】
ボルトの締付け工程は、1次締め・本締めがあります。
①1次締めは、部材同士の密着を確保することを目的として電動レンチ(建方1番)を使用し、
対象ボルトを1次締めトルク値まで締付けます。
②本締めは、電動レンチ(シヤーレンチ)を使用して締付けます。締付けが進むと
ピンテールがねじ切れ(破断)し、この状態で締結完了となります。
ピンテールの破断は、適正な締付けが行われたことを示すサインになります。(図参照)
誰でも目視で確認できるのが最大の特長です。
TONE株式会社の「シヤーレンチ/建方1番」は、トルシア形高力ボルトの締付け作業に用いられる
建設用電動工具であり、橋梁・鉄塔・建築現場などにおけるボルト締結作業で広く使用されています。
世界各国の建設現場で採用されており、「世界シェアNo.1」とされる製品です。
また、「建方1番」はTONEの登録商標であり、同シリーズを象徴する名称として使用されています。