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2023.01.31 その他

初めてリタイヤを経験【Birth Racing Project】

YarisCUP2022東西シリーズともにいよいよ後半ラウンドの第7戦富士となりました。


今回の富士戦は東西シリーズ併催イベントとなりました。19号車黒田保男選手は、エントリー台数113台の激戦の中、予選B組8位(総合23位)車両トラブルの影響もあり振るわず決勝も車両トラブルに苦戦し、エンジン異常の警告灯が点灯し突如パワーダウンしリタイヤを喫しました。


TOYOTA GAZOO Racing Yairs CUP 2022 東西シリーズ第7戦 富士

19号車 BRP★名神タイヤ NUTEC Yaris 黒田保男選手 予選23位 / リタイヤ


19号車 黒田保男選手は木曜日からフリー走行を開始して、積極的に車両セットアップを進めていきました。お世辞にも調子の良い状態ではなくエントリー台数が113台と激戦が予想されるレースなだけに大きな不安を抱えたまま、走行しますが、金曜日の走行では自己ベストタイムを更新して、全体の2番タイムで終える事ができました。

土曜日の公式予選には自信をもって臨みましたが、車速が伸びない原因不明のトラブルが徐々にでてきて失速、昨日のベストタイムより1秒以上遅いタイムでB組予選8位となり総合23位で予選を終えました。決勝レースも原因不明の失速状況は改善されずにオープニングラップを終えた直後にエンジンの警告灯が点灯して失速しそのままリタイヤでレースを終えました。



BRP代表コメント

Yaris CUPに参戦を開始して初めてリタイヤを経験するレースとなりました。リタイヤには必ず原因があり、その情報・知識の蓄積ができた貴重なレースとしてしっかりとトラブル原因を解明して、今後のレース活動の糧にできるように準備したく思います。このような苦渋もしっかりと受け止めて、ドライバーを支え常に前を向き戦い続ける姿勢が、チーム体制を更に強くする秘訣であると信じています。はじめから強いチームなど存在しない。レースは運ではなく日々の想いと鍛錬によりその結果が導き出される事をこの長いレース活動で身に着けた哲学です。Yaris CUPにおいてもそのチームの哲学は必ず通じると信じて、引き続きスタッフ・ドライバー一同気を引き締めてレースに取り組みますので、皆様の引き続きのご支援・ご声援何卒よろしくお願い致します。

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