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2022.10.31 SUPER GT

チャンピオンの可能性はまだある【#11 GAINER TANAX GT-R】

2022 AUTOBACS SUPER GT Round7 AUTOPORIS GT 300km RACE

2022年10月1日(土曜日)
公式練習 (P23):9:20~11:05
天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度:開始時間21度/28度、終了24度/37度
10月に入ったというのに気温は27度と高め。秋晴れの雲一つない青空の中SUPERGT 第7戦オートポリスラウンドが開始された。ここではサクセスウエイトが今までの半分になり、11号車は53kgを積んでの走行になる。走り出しは安田裕信から。走り出しのバランスは、かなりのオーバーステア。路面もまだラバーも乗っていないので、大きなセットチェンジはせず、リアウイングを調整する。
しかし余り利点はなく、セットは元に戻す。
そこから一度石川京侍が車に乗り込む。
若干の違和感を感じるが、異常はなく、再び安田と交代する。石川がいう違和感は問題なくまた石川と交代する。セット変更しても劇的な変化はなく、このセッションは23番手で走行を終えた。
2022年10月1日(土曜日)
公式予選Q1:15:00~15:10 Q2:15:53~16:03 (Q1グループA:P12/P24)天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度: Q1開始時25度/42度
今までのオートポリスのレースでは、晩秋に近い季節の中で行われていたが、今日の予選日は朝から夏を思わせる太陽で、日差しがかなり厳しい。路面温度も前回菅生よりも高い。Q1を担当するのは安田。4分間ピットでウエイティングを行いアタックを開始する。計測1周目14番手2周目は7番手。しかしこの周の第1ヘアピンでコースオフしてしまう。3周目にはタイヤのピークが終わっていた為タイムアップはなく12番手で予選は終了し、決勝レースは24番手からのスタートが決まった。

2022年10月2日(日曜日)
決勝(P14)
天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度: 開始時25度/43度 終了時265度/38度
朝からサーキット周辺はSUPERGTを観戦しにくるお客様で大渋滞。航空自衛隊新田原基地所属の航空機F‐15 戦闘機3機によるウェルカムフライトが行なわれ、徐々にコロナ前のイベントなども久しぶりに行われた。今日も雲一つない青空の中決勝スタート前のウォームアップは安田からスタート。セットチェンジが功を奏して昨日よりマシンバランスは良いようだ。途中赤鼻中断もあったが、石川にも交代し最後のマシンチェックを行った。
今回も2周のフォーメーションラップの内、最初の1周は大分県警察の白バイ5台、パトロールカー2台が先導し、もう1周のフォーメーションラップを行った後、75周(GT500)のレースがスタートを切った。
スタートドライバーは安田。スタートに定評がある安田だったが、1コーナー入り口で、後方からレイトブ
レーキで迫ってきた後方車両を避けるべく外側に避けた為、そこまでに他車を抜くことが叶わず、1周目はそのままの順位でコントロールタワーを通過。2周目には1周目に当たりそうになった車両をかわし23番手に。前車60号車SUPRAと0.3秒以内の攻防を繰り返し、8周目に60号車をかわして22番に浮上する。 15周目に2台が接触し、そのうちの1台がコースにストップ。FCYが導入される。前車は同じマシンを駆る360号車GT-R。なかなか抜くことが叶わず、安田のペースが抑えられてると判断し、23周目に石川と交代するためにルーティーンのピットを行う。
ピット作業も順調にこなし、石川をコースへ送り出す。石川のペースは悪くなく、淡々と周回を重ねる。40周目にほぼ全車のピットが終わると17番手を走行。47周目に2号車GR86がコースサイドにストップし、2回目のFCYが導入される。翌周には解除されレース再開。この時点で16番手を走行。50周目には25号車GRSUPRAをかわし15番手。1台ピット作業違反でペナルティを受け14番手。前車の9号車FERRARIとは0.3秒差で抜きに掛かろうとするが、ストレートスピードに勝る9号車をパスすることは難しく、60周のレースは14番手で終了した。

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