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2022.05.10 MFJ

気温が下がって、うまく合わせることが出来ずとても悔しいレース【大きな手ごたえを得られレースウイーク】

2022年MFJ全日本ロードレース選手権第1戦スーパーバイクレース in もてぎ
開催日:2022年4月2日(土)・3日(日) 開催場所:モビリティリゾートもてぎ

2日間の事前テストでは上位勢と僅差の総合5番手と順調に作業を進め、大きな手ごたえを得られレースウイークを迎えることが出来ました。

公式予選
金曜日までの天候とは打って変わり、非常に寒く路面温度も20度に届かない状況の中40分間のタムアタックによる公式予選が開始されました。
その変化した状況のコンディションへの対応に苦しみ、想定をしていたタイムに大きく届かず、レース1は8番手・レース2はセカンドラップタイムにより7番手にて予選を終えることとなりました。
気温の低下により前日までのデータが活かせなくなり、どのようにマシン・ライダー共に合わせられるかが最大の課題となり、決勝レース1に向けギリギリまでチームでのミーティングが続きました。

決勝Race1
予選時より更に低い気温の中レースがスタート。序盤ペースをうまく掴めず、一時15番手まで順位を落としてしまい、ペースをつかみ始めたころには前の集団と大きく差が開いてしまっており、厳しい展開となりました。
それでも最後まで追いかけ、徐々に順位を挽回しファイナルラップに2台パスし9位でゴールとなりました。
終盤は8番手の選手に1周につき3秒近く追いついていただけに、低温時の序盤のペースの改善が必要不可欠な課題として浮き彫りとになる結果となりました。

決勝Race2
レース1での序盤のペースの悪さを改善するべく挑んだ朝の15分間のフリー走行では、路面温度13度と更に厳しい状況での走行となりましたが、走りながら確認を繰り返し、狙い通り改善することが出来6番手で終え、レース2に向けて手ごたえを得ることが出来ました。
チーム一同自信をもって勝負をするべくレース2のグリッドに向かっている最中に雨が降り出しスタートは仕切り直しとなり、ウエット宣言が出されタイヤの選択が別れ、大多数のチームがレインタイヤを選ぶ中、我々は雨雲レーダーやコースサイドの状況からスリックタイヤを選択。
結果的にスタート直後に雨が強くなり、コースにとどまることが精いっぱいで16位でゴールとなりました。

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