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2022.08.31 その他

OK CHAMP シリーズも最終戦これまでで⼀番良いレース【朝日ターボ】

EXGEL OK CHAMP IN SUZUKA Rd.3
8月12日~8月15日

EXGEL OK CHAMP IN SUZUKA Rd.3
8⽉14⽇
タイムトライアル 9位/32台
レース1 8位/32台 レース2 5位/32台
早くもOK CHAMP シリーズも最終戦。今⼤会は前回よりも10 台以上増え32 台と
全⽇本と同等以上ではないかというドライバーが集まった。前⼤会は優勝まであと⼀
歩のところまで来ていただけあってこの最終戦は何としても良い形で終えたい⼀⼼で
挑みました。しかしテスト段階から予想以上に苦戦。1レース⽬では序盤でポジショ
ンを上⼿く上げるもののレースペースに問題があり後退。2レース⽬では11 番⼿ス
タートながら序盤で⼤幅なポジションアップし3 位争いを展開したが終盤のレースペ
ースに苦しみ5 位。ただこれまでで⼀番良いレースができ優勝はできなかったがこの
3⼤会で⼀番の内容でした。
8⽉12〜13⽇ テスト
今回、最終戦だけあって優勝を⽬指すために何が必要か、取り組み⽅などを話し合い前回の好調を維持できるように準備してきました。1⽇⽬は本来であれば4セッションあるはずが今回は他クラスも台数が多くて3セッションに。1セッション⽬は悪くなかったものの2セッション⽬からは周りが予想以上にタイムが上がり⼤きくタイムを離される。前⼤会の横浜タイヤとはグリップやタイムレンジは横浜より良いものの⾞のバランスやタレ幅が⼤きく感じてそこの改善に苦戦。最後のセッションもトップとまさかの1秒落ちで予想外でした。2⽇⽬に配られるタイヤになってからは⼤きくタイム差はなくなりコンマ2秒差まできましたが、天候の不安定さやコンディションの変化により時より予想以上にタイムが出なかったり離されてしまったりといまいち良いポイントが掴めず苦戦気味でした。このテストではずっとオーバーステアに苦しんでいました。

8⽉14⽇ (⽇) 晴れのち⾬ ドライ
タイムトライアル
タイムトライアル開始20分前あたりから曇りに変わり若⼲気温が下がり始める。アタックのタイミングは悪くなかったものの⼀番のピークの時にS字で若⼲ミスをしてしまったもののこの週末ベルトタイムを記録。トップとはコンマ2秒差の9番⼿。トップからコンマ6秒以内に32 台全員⼊っておりハイレベルなタイムトライアルだった。

レース1
タイムトライアルがこの週末でベストタイムだったこともあり、決勝の20周のレースに対して何か対策をしていかなければならないとは思っていたが、フィーリングもタイムもベストである以上どいう⽅向へセットしていけば良いか判断ができず、変更なしで何とか踏ん張ってレースをする⽅向で⾏きました。スタートは上⼿く決まり5 番⼿まで浮上。序盤からトップ2台はハイペースで離されてしまったが、3番⼿以降はまだ近い距離で⾛⾏しておりチャンスを待つような展開でした。ただ序盤からペースが悪く特に繰り返しのコーナーが遅く、アンダーに苦しむ。展開に助けられながらもペースが悪いため7番⼿までドロップ。終盤もペースに苦しみ、抜かれてしまい9位フィニッシュ。ペナルティーで繰り上がり8番。後半の展開は予想はしていましたが周りのタイムが速いのは予想外で今回のレースはタイヤのタレをいかに抑えるかが本当に難しかったです。

レース2
1レース⽬のベストタイムの結果から11 番グリッドからどう上がるかなどチームと⾊々と話し合っていたものの天候が⽬まぐるしく変わり⾬が降ったり、気温が下がったりセットアップの判断が難しい状況でした。ただこの状況は前⼤会でもあったようにチャンスだと思っていたのでとにかくスタートに集中していきました。スタートの出だしは悪かったもののバックストレートからの攻防で上⼿くポジションアップしオープニングラップで5位に浮上。序盤から1レース⽬になかった速さが出てきたのとセット変更が上⼿く機能しバトルに強い⾞に仕上がっていました。ただ⼀発タイムはトップ2には敵わずジリジリ離されていたが、何とか3位には頑張ってついていき、バトルで⼀時4番⼿まで上げることに成功。ここからバトルがなくなり後半は1レース⽬ほどではなかったがペースが悪く5番⼿に落ち我慢の展開に。前で3位争いに追いつき4番に上がるチャンスが⼀瞬あったが仕留めきれず、最後も必死にプッシュし4位を狙いにいきましたがわずかに⾜りず5位でチェッカーを受けました。結果は5位ではあったが1レース⽬の状況やスタート位置から考えると今年⼀番のレースだった。
OK CHAMPシリーズ最終戦で前回撮り損ねた優勝をする為全⼒で挑みましたが、今回のB Sタイヤではテストの段階から合わせきれず苦戦していました。ただその中でもレース展開などでタイム以上のレースができ、最終レースはワンメイクタイヤでポジションアップが難しい中11 番⼿から5番まで上げることができて良かったです。しかしこのシリーズで優勝ができなかったことが⾮常に悔しく、前⼤会の2レース⽬のミスが悔やまれます。久しぶりのワンメイクレースと⾃チームでの参戦、毎戦変わるタイヤメーカー、と⾃分にとっては挑戦のような参戦でしたが⾮常に勉強になった部分と全⽇本はタイヤが違ったりするがこのワンメイクタイヤでレースしてスタートやレース展開の関しては⾃信を持つことができました。OK CHAMPシリーズは終わってしまいましたがこのシリーズで得た経験を残りの全⽇本で活かしていきたいと思います。
OK CHAMPシリーズ参戦にあたりシャーシを貸していただいたヴァンガード様をはじめチームやスポンサー様、応援していただいた⽅々ありがとうございました。残りのレースも全⼒を尽くして頑張って参ります。

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