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2021.09.06 MFJ

目前まで迫るそれぞれの目標【好調な走り、未だ満足はせず】

2021年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 開催場所:岡山国際サーキット
2021年9月4日(土) 予選 天候:曇り
2021年9月5日(日) 決勝レース 天候:晴れ

2021年全日本ロードレース選手権シリーズ第 6 戦が岡山県・岡山国際サーキットで 2 年ぶりに開催された。
岡山国際サーキットは昨年コース改修 (2 輪用シケイン増設等)を行った為、殆どのライダーは改修後のコースを事前テストで初めて走行した。

<ST1000 クラスレポート>
#6 星野 知也 選手 予選 13 位 1’35.417 決勝 8位
#14 渥美 心選手 予選 9位 1’35.133 決勝 5位
9月 4 日 (土)公式予選 WEATHER: 曇り COURSE: ウェット~ドライ
予選日は朝まで雨が残ったため路面が濡れており、ST1000 クラスの予選開始時刻では、コース上随所にウェット パッチが残る状態であった為予選開始時点でコースインした車両は 数台。ほとんどのライダーは路面コンディションが良くなるまで待機していた。
渥美選手は残り 25 分の タイミング でコースインし、連続周回を重ねながらタイムアップしていく作戦を取った。 対して星野選手は残り 20 分のタイミングでコースインし、位置取りを意識しながら一気にタイムを上げていくことを狙った。 しかし、他のチームも残り 20 分程度から続々とコースインし、コース上は混雑した状態となり、アタックラップがクリアーとなるかどうかが難しい予選となってしまった。
渥美選手は徐々にタイムを上げていくものの、タイミングを図るため一度ピットに入り再度コースインするがそれ以上タイムを縮めることは出来ず 7 周目の 1 分 35 秒 133 で予選 9 位となった。

星野選手は冷静に位置取りを考え予選を組立て、最終ラップに
1 分 35 秒 417 で予選 13 位となった。
9月 5 日 (日) 決勝レース WEATHER: 晴れ COURSE: ドライ 18Lap
朝のフリー走行では両ライダー共に予選タイムを上回るタイムを出すが、星野選手は決勝前に大幅にセットアップを変更し決勝のグリッドに着いた。
渥美選手は好スタートを決めて順位を上げ、オープニングラップは
6 位、すぐ前を行く #37 渡辺選手を追う。
4周目と 5 周目に#13 伊藤選手と#5 榎戸選手にかわされ8位にポジションを下げるが、その差は僅差でレース中盤は榎戸選手との7位争いを展開した。レース終盤になると#38前田選手を榎戸選手がパス、渥美選手は諦める事なく前を走る前田選手をかわすチャンスを伺いながら走行した。 17 周目に 3 位を走る#11岩戸選手が転倒した事で7位となり、最終ラップで前田選手をパスして 6 位フィニッシュとなった。
一方星野選手は1周目12位でコントロールラインを通過し、徐々に追い上げをかけ6周目に#47豊島選手をパス、前を走る#12長谷川選手との差を周回毎に縮め11周目に10位へポジションアップ。
レース終盤#40南本選手に迫るが、最終的に岩戸選手転倒により9位シングルフィニッシュとなった。
正式結果では4位伊藤選手がペナルティを受けた事で順位が繰り上がり、星野選手は8位、渥美選手は5位で今シーズンのベストリザルという結果を得た。

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