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2023.10.31 SUPER GT

最終戦のもてぎでは念願の表彰台中央を目指す【Team LeMansの#6 DOBOT Audi R8 LMS】

予 選
天候 くもり
コース状況 ウェット/ドライ
気温 26℃(GT300クラスQ1開始時)
路面温度 29℃(GT300クラスQ1開始時)
予選開始 14時40分(GT300クラスQ1-A組開始)

9月に行われた第6戦菅生で今季2度目の表彰台を獲得したTeam LeMansの#6 DOBOT Audi R8 LMS。念願の優勝を手に入れるべく、 Aドライバーの片山義章、Bドライバーのロベルト・メリ・ムンタン、Cドライバーの神 晴也の3人体制で、オートポリス初となる450kmレースに臨んだ。
この第7戦には25台がGT300クラスにエントリー。いつもどおり予選はA、Bの2組に分かれてそれぞれ10分間のQ1を行い、各組の上位8台がQ2に進出する。#6 DOBOT Audi R8 LMSは片山がA組でQ1突破に挑んだ。
#6 DOBOT Audi R8 LMS
予選結果:19位(予選Q1ベストタイム:1分44秒715/片山選手)
予選に先立ち同日9時25分から行われた公式練習では、ロベルトが6番手のタイムをマークして、順調な仕上がりぶりを見せていた。
予選の時点では気温18℃、路面温度25℃と予想以上に冷え込んだオートポリス。Q1 A組に挑んだ片山は3周目までタイヤを温め、
4周目にタイムアタックに。ところが、シフトが落ちないというトラブルもあって、マークしたタイムは1分44秒715の10番手。
次の周回では自己ベストを更新することはできず、8番手にコンマ143秒及ばず、10番手でQ2進出を逃した。

決 勝
天候 晴れ
コース状況 ドライ
気温 17℃(スタート時)
路面温度 27℃(スタート時)
決勝レース開始 13時36分
レース予定周回数 97周(約450km)

#6 DOBOT Audi R8 LMS(片山&ロベルト&神選手)
決勝結果:15位(所要時間:2時間51分47秒830=89周消化/ベストラップ:1分47秒067=ロベルト選手)
日差しはあるものの肌寒いオートポリスでは、パレードラップ、フォーメーションラップをそれぞれ1周したあと、13時36分、450kmレースの戦いの火蓋が切られた。
クラス19番手からスタートした片山は、オープニングラップでポジションを17位にアップし、その後も果敢な走りで12周目には13位に。
13周目には上位を走る2台が接触によりポジションを落としたため、#6 DOBOT Audi R8 LMSは11番手と入賞圏内に近づいていく。
勢いに乗る片山はさらにポジションを上げ、一時7番手を走行していたが、18周目に#10 PONOS GAINER GT-Rをオーバーテイクする際の
アクシデントが「他車との接触」行為と判定され、28周を終えたところでドライビングスルーペナルティを消化。
翌周には予定していたピットストップを行い、ロベルトにマシンを託した。
18番手でコースに戻ったロベルトは、さっそく33周目にチームベストを更新する1分47秒067を叩き出し、その後も上位勢とほぼ同じペースで周回を重ねていく。56周目を終えたところで14位までポジションを上げたロベルトはピットストップを行い、2度の給油義務を消化する。
ロベルトは19位でコースに復帰後も追い上げの手を緩めず、73周目には14位までポジションを戻すが、レース終盤になるとピックアップにより
タイヤのグリップが低下。苦戦を強いられたものの、ひとつポジションを下げた15位に留まり、苦しいながらも無事に完走を果たした。
厳しい結果となったものの、ライバル勢に速さを見せることはできた#6 DOBOT Audi R8 LMS。最終戦のもてぎでは念願の表彰台中央を目指す。

今回のオートポリスはJAF GT勢が速さを見せるなか、DOBOT Audi R8 LMS はGT3勢で上位を狙えるポテンシャルを持っていました。ただ、予選でちょっとしたトラブルが発生したり、決勝でも接触によるペナルティを受けるなどして、
その速さを十分に発揮できなかったことチームとして悔しく思います。
次のもてぎでは、しっかりとレースを組み立てられるよういろいろなところを見直していきます。
一方、マシンについては依然として速さはありますので、次のもてぎはなんとしても上位フィニッシュを狙っていきます。
最終戦を良いかたちで締めくくって、今年の成長を皆さんにお見せできるように準備を進めていきますので、
引き続き応援をお願いいたします。


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