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2022.11.30 その他

決勝は猛プッシュにより8台をオーバーテイク【Birth Racing Project】

TOYOTA GAZOO Racing Yairs CUP 2022 東日本シリーズ第5戦 菅生
8月21日(日)

YarisCUP2022東日本シリーズもいよいよ後半ラウンドの第5戦菅生となりました。19号車黒田保男選手は、予選はA組9位の総合17位と下位に沈み、決勝は猛プッシュにより8台をオーバーテイクする良走を魅せて、9位でレースを終えました。
TOYOTA GAZOO Racing Yairs CUP 2022 東日本シリーズ第5戦 菅生
19号車 BRP★名神タイヤ NUTEC Yaris 黒田保男選手 予選17位 / 決勝9位
19号車 黒田保男選手はフリー走行からセットアップ走行を積極的に行いますが、不慣れな菅生のコースレイアウトにマッチするセットアップが中々見つからない状態となり、非常に厳しい流れを予感させるレースウィークのスタートとなりました。その予感は的中し、予選はA組9位としずみ、総合で17番手スタートと大きく沈んだポジションからのスタートとなりました。決勝レースはオーバーテイクしづらいコースレイアウトの菅生です
が、予選での悪い流れを払拭する力走をみせ、1つ1つ確実にポジションを上げていき、8台をオーバーテイクし、9位でレースを終えました。走行経験の少ない菅生で大変苦しみましたがこの苦しみが今年あと2回ある菅生ラウンドへの糧となる事と思います。是非次回の菅生ラウンドに期待頂きたいと思います。

北は北海道から南は九州まで全国の主要サーキットを転戦するYaris CUPにおいてはどうしても走行経験が少ないサーキットもあり、セットアップに苦慮する事も多いですが、苦みが濃ければ濃いほど、その後の甘味も濃いと思いますので、このような苦難もしっかりと受け止めて、ドライバーを支え常に前を向き戦い続ける姿勢が、チーム体制を更に強くする秘訣であると信じています。はじめから強いチームなど存在しない。
レースは運ではなく日々の想いと鍛錬によりその結果が導き出される事をこの長いレース活動で身に着けた哲学です。Yaris CUPにおいてもそのチームの哲学は必ず通じると信じて、引き続きスタッフ・ドライバー一同気を引き締めてレースに取り組みますので、皆様の引き続きのご支援・ご声援何卒よろしくお願い致します。

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