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2022.09.29 MFJ

激しい 2 番手争いとなるが3 位でチェッカー【Team 51 GARAGE YAMAHA】

全日本ロードレース選手権 第7戦 岡山国際サーキット ST600

全日本ロードレース選手権第7戦が岡山県岡山国際サーキットで開催された。阿部恵斗が参戦するST600 はフリー走行からタイムアップするライダーが多く、予選では上位 16 台がコースレコードを更新する激しさとなった。阿部は1分 35 秒 030 のトップタイムを記録しポールポジション(PP)を獲得した。
台風 14 号の接近で決勝日全体のスケジュールが変更され ST600 クラスは 19 周から 15 周に減算され、ホールショットは阿部が奪う。だが、2 周目に入った1コーナーで数台の転倒が発生し赤旗中断となる。再スタートのためグリッド時に雨が落ちるがそのままスタート。雨はすぐ強くなり、スタート直後の1 コーナーで多重クラッシュ発生、2 度目の赤旗中断となる。
土砂降りの雨でウェット路面に変わった。周回数は 10 周へと減算されてスタート。ホールショットは阿部が奪う。レッドマンコーナー進入で阿部のインに荒川晃大(ホンダ)が飛び込むが膨らむ。クロスラインで荒川が抑えオープニングラップを制する。ホームストレートで小山知良(ホンダ)、長尾健吾(ヤマハ)が阿部をパス、阿部は 4 番手となる。
2 周目に長尾がトップに出て、荒川、小山が続き単独 3 番手走行。その後方、國井勇輝(ホンダ)と阿部は 4 番手争いを展開。5 周目のヘアピン進入で阿部が國井を刺して 4 番手争いを制して小山に迫る。7周目のレッドマンコーナーで小山をパスすると、約 3 秒前にいる荒川を追う。その差を 8 周目には 1.19秒、9 周目には 0.91 秒差にまで詰め最終ラップを迎えた。激しい 2 番手争いとなるが 0.113 秒差まで追い詰め 3 位でチェッカーを受けた。

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