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2022.04.27 MFJ

ペースアップはできないまま我慢の走り【とっても悔しい結果】

2022MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦
NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース ALL JAPAN ROAD RACE CHAMPIONSHIP
2022年4月23日(土) 公式予選/決勝レース1 天候:晴れ~曇り
2022年4月24日(日) 決勝レース2 天候:雨
開催場所:三重県鈴鹿サーキット(1周=5.821km)

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Race Report
鈴鹿2&4は8耐参戦の権利を得る「8耐トライアウトステージ」対象レースとなっているが、チームは既に出場権を獲得している。今年は鈴鹿8耐を見据えてマシン作りを目的とし、JSB1000クラスに星野選手がフルエントリーしている。木曜日から走行が始まり初日はまずまずの感触で総合12番手につけていたが、
金曜日は思うようなフィーリングが得られず土曜日の予選と決勝レース1に挑む事となった。

4月23日(土)公式予選&決勝Race1(14LAP) WEATHER:曇りCOURSE:ドライ
#26 星野知也選手Race1予選19位(2’09.712)→決勝25位
今回の鈴鹿2&4はスポット参戦するチームが多く60台ものエントリーを集め(実走台数は59台)、予選はA・Bグループに分けられて決勝グリッド44台をかけて行われた。
星野選手はAグループ、路面コンディションを確認しながら走り出して徐々にタイムアップし、予選中盤にウィークベストタイムとなる2分9秒712を出す。更なるタイムアップを試みたが、良いパフォーマンスを得られぬまま予選を終えてAグループ8位。両グループ合算で最終的な予選順位は19位(7列目)で、午後の決勝レース1に挑む事になった。

~決勝Race1~
午後に行われたレース1は14周。星野選手はスタートで15位前後までポジションを上げたものの、そこからペースを上げられず1周目は19位でコントロールラインを通過していく。スタート直後からマシントラブルが発生しており、ポジションをキープしようとしたが3周目には25位までポジションを落としてしまう。
6周目に24位となったが、その後もペースアップはできないまま我慢の走りで最終的に25位でゴールした。

4月24日(日)決勝Race2(16」LAP→14LAP) WEATHER:雨COURSE:ウェット
#26 星野知也選手Race2予選24位(2’11.064)→決勝リタイヤ
朝から雨となった決勝日、ウォームアップ走行で9番手となり、前日に起きたマシンの問題は解消されていることを確認し、期待を持って午後の決勝レース2に挑んだ。
レース2は16周で争われる予定だったが、ウエット宣言が出されて2周減算となり14周となった。グリッドは公式予選セカンドタイム順で決定され、24位(8列目)からのスタートとなった星野選手は絶妙なスタートを切り、一気にポジションアップして1周目は15位で戻ってくる。だが、雨量が多い中で選択したタイヤが上手く機能せず、そこからのペースアップが難しい状況となった為、既にポイント圏内を走っていることもあり、星野選手は冷静な判断で無理をしない走りに切り替える。
しかし3周目の200R(スプーンカーブ手前右コーナー)で、突然リアタイヤがグリップを失い転倒してしまう。
高速コーナーでの転倒の為、残念ながらそのままリタイヤとなってしまった。星野選手は大きなケガはなかったものの、以前痛めていた古傷を再び痛めてしまった為、次回オートポリスに向けて治療に専念する事となった。
レース1、レース2を通じてチームにとっても星野選手にとっても悔しい結果になってしまったが、気持ちを切り替え次戦に向けて万全の準備をし、次戦こそは納得のいく結果を出せるようチーム一丸となって取り組みたい。
全日本ロードレース第3戦は、5月21日~22日に大分県オートポリスインターナショナルサーキットで開催され
るが、このレースもスーパーフォーミュラとの併催2&4レースとなる。

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