MOTOR SPORTS info

2021.09.20 MFJ

抜きつ抜かれつと終盤の粘り強さ【最終戦で今シーズン最高位獲得!】

2021年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦 開催場所:オートポリス
2021年9月18日(土) 予選 天候:曇り~晴れ
2021年9月19日(日) 決勝レース 天候:晴れ

2021年全日本ロードレース選手権の締めくくりとなる第 7 戦が大分県オートポリスで開催された。

今回、星野 知也選手と共に戦うのはボルドール 24 時間耐久レース参戦により欠場する渥美 心選手の代役で出場する石塚 健選手。

<ST1000 クラスレポート>
#46星野 知也 選手 予選 9位 1’52.679 決勝 5位
#52石塚 健      選手 予選  14 位 1’53.177 決勝 8位
9月 18 日 土) ST1000 クラス公式予選 WEATHER: 曇り~晴れ COURSE: ドライ
予選日の午前中はコース上に前日の雨が残り、天気も雨がぱらついてウェツト宣言が出たりと不安定な状況であったが、午後になるとコンディションが回復し、路面温度も上昇する中での予選となった。星野選手は予選開始と共に中盤当たりの集団でコースイン。走り出しからペースを上げて行くが他の車両に引っかかってしまいなかなか 1 周をまとめることができず一度ピットイン。
その後、位置取りを整え一気にペースアップして前日のART走行のタイムを上回るものの、そこから先がなかなか詰まらい。しかし、予選終盤に再度位置取りを整え全力でのアタックを敢行し、1分52 秒 679 をマークして予選 9 位となった。
石塚選手は混雑を避けるため1分遅れでコースイン。前半は単独で周回を重ねるものの徐々にしかタイム
が伸びず1分53秒半ばどまり。一度ピットに戻りメカニックと入念なコミュニケーションを取りセッティングを変更し、呼吸を整え再度コースイン、連続周回を重ねて1分53秒201までタイムを縮める。そして最後にもう一度間合いを取り、最終ラップに渾身のアタックで
1分53秒177とベストタイムを記録し予選14 位となった。

9月 19 日 (日) ST1000 決勝レース WEATHER: 晴れ
COURSE: ドライ
朝のフリー走行では両ライダー揃って予選タイムを上回るタイムを出し、好感触を得て決勝に挑んだ。
好天に恵まれ今シーズン最後のレースがスタートした。
星野選手はオープニングラップは9位で通過するが、その後ペースアップし周回毎に順位を上げて4周目には6位となった。レース中盤は#11岩戸選手と何度も順位を入れ替える見応えのある5位争いを展開、10周目、激しいバトルを星野選手が制し4位を走る#37渡辺選手を追う。星野選手はレース終盤になってもペースを落とす事なく走行し5位でフィニッシュ、今シーズンのベストリザルトで締めくくった。
星野選手本来の走りが戻り、シリーズランキングも8 位 (暫定)を獲得し 来年に向けて期待の持てる形となった。
一方、石塚選手は素晴らしいスタートを決めてオープニングラップは10位と大きくジャンプアップ、3周目には#5榎戸選手をパスし 6周目には#47豊島選手を交わして7位へ浮上。
レース中盤は5 位争いを展開するチームメイトの星野選手と岩戸選手の後方で、前に出るチャンスを伺っていたが、ここでシフタートラブルが発生してしまいこれ以上のポジションアップを望めない展開となってしまった。しかし無理の効かないマシンを最後まで諦めずにコントロールし、#12長谷川選手に 13 周目に交
わされたものの最終的に8位でゴールとなった。

レース活動にも積極的なTONEは、レースで培った厳しい製品テストやノウハウを
生かした新たな製品、工具の新たな改善点など全ての経験をTONE製品開発の場に
活かされています。

【レースでも活躍する「工具」をご紹介】
安全・安心をTONEの工具がマシン、チームをサポートしています。
ステンレス工具に加え、メンテナンスではコンパクトセットが活躍!!

【首振クイックラチェットめがねレンチセット RMFQ700】
スパナ部めがね部ともに抜差し不要で連続作業が可能!
本体は薄形のストレート形状のため、奥まった狭い箇所の作業にも最適!
めがね部は15°ずつの角度調整が可能!

RMFQ700

 

関連記事