グランドファイナルで魅せるレースを展開【Birth Racing Project】

TOYOTA GAZOO Racing Yairs CUP 2022
特別戦 グランドファイナル / Fuji

今年も12月の極寒の富士でYarisCUP2022特別戦グランドファイナルが開催されました。

19号車黒田保男選手は、東日本シリーズでシリーズ6位を獲得しておりシード選手の権利を獲得している為、予備予選は免除となり、全国から集まった91台の猛者を相手に、予選14位の位置につけ、決勝レースは見事なオーバーテイクショーを魅せて5位入賞でレースを終え、苦しみ続けた1年間をグランドファイナルで魅せるレースを展開して締めくくりました。

TOYOTA GAZOO Racing Yairs CUP 2022　特別戦 グランドファイナル 富士

19号車 BRP★名神タイヤ NUTEC Yaris　黒田保男選手　予選14位　／　決勝5位


19号車 黒田保男選手は木曜日から積極的にフリー走行を開始して、車両セットアップを進めていきました。12月の富士での開催という事もあり気温・路温も非常に低くコンディションに合わせたセットアップが大きな課題となりました。シード権を獲得している為予備予選は免除となりましたが、全国から集まった正に猛者を相手に最後の戦いがいよいよ始まりました。予選はスリップが思うように使えずに予定のタイムを出し切れずに14位と不本意な結果とはなりましたが、決勝レースでは9台をオーバーテイクし全国の猛者を相手に魅せるレースを展開して、4位のライバルとフィニッシュラインまでの争いとなり、正にデットヒートを繰り広げ最後は鼻先差の写真判定となり、 5位入賞でレースを終えました。



BRP代表コメント

今年のYairs CUPは年間17戦の戦いとなり、最後の17戦は恒例の12月の真冬の富士でのグランドファイナルとなりました。全国から強敵が一同に富士に集まり今年の日本一を決めるレースで、予選は不発に終わりますが、決勝ではオーバーテイクショーを魅せてくれて５位入賞でレースを終えました。今年の締めくくりのレースとしては非常に良いレースと感じております。来季に期待の持てるレースを順位はともかくとして魅せるレースが出来た事は最大の喜びを感じております。来季もYairs CUPには継続して参戦する予定でございます。引き続きドライバーを支え常に前を向き戦い続ける姿勢が、チーム体制を更に強くする秘訣であると信じています。そして「はじめから強いチームなど存在しない」レースは運ではなく日々の想いと鍛錬によりその結果が導き出される事が長いレース活動で身に着けた哲学ですので、 Yaris CUPにおいてもこのチームの哲学は必ず通じると信じて来季には成長したスタッフ・ドライバーをサーキットで披露できるようにシーズンオフにはしっかり準備して来季に備えたいと思います。皆様の引き続きのご支援・ご声援何卒よろしくお願い致します。