MOTOR SPORTS info

2022.10.31 SUPER GT

ヤングドライバー2人の頑張りに満足【#10 TANAX GAINER GT-R】

2022 AUTOBACS SUPER GT Round7 AUTOPORIS GT 300km RACE

2022年10月17日(土曜日)
公式練習 (P15):9:25~11:00
天候:晴: コース:ドライ 気温/路面温度:開始時間21度/28度、終了24度/37度

10月に入ったというのに気温は27度と高め。秋晴れの雲一つない青空の中SUPERGT第7戦オートポリスラウンドが開始された。ここではサクセスウエイトが今までの半分になり、10号車は63kgを積んでの走行になる。
走り出しは大草りきから。今回エースドライバーの富田竜一郎が、ヨーロッパのレースとバッティングしているため、大草がAドライバー、Bドライバーには今年チームに帯同し、450kmにはCドライバーで登録しておりました、塩津佑介が乗り込むことになりました。

走り出しはかなりオーバーステアがきつく、リアウイングなど調整しセットアップを進めて行く。50分ほど走行し、塩津と交代する。塩津のコメントは、オーバーでもアンダーでもなくニュートラルとのこと。セットアップも順調に進んでいるようだ。再び大草と代わり占有時間には塩津が走行し、このセッションは15番手で走行を終えた。

2022年10月1日(土曜日)
公式予選Q1:15:18~15:28 Q2:15:53~16:03 (Q1グループB:P1/Q2:P12)天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度: Q1開始時25度/42度 Q2開始時25度/37度
今までのオートポリスのレースでは、晩秋に近い季節の中で行われていたが、今日の予選日は朝から夏を思わせる太陽で、日差しがかなり厳しい。路面温度も前回菅生よりも高い。Q1を担当するのは大草。1分30秒待機してアタックに入る。計測1周目で2番手、2周目には1‘43.243のタイムでトップに。その後タイムを抜かれることなくQ1Bグループを1位通過した。
Q2担当するのはルーキーの塩津。初めての予選となる。大草と同じく1分30秒待機してから、アタックに入る。1周目に混んでるところを回避するようにポジション取りを行いながら走行。2周目に1‘44.499にタイムで8番手。3周目はタイムアップ出来ず。決勝は12番手のグリッドからスタートする事が決まった。
2022年10月2日(日曜日)
決勝(P7)
天候:晴 コース:ドライ 気温/路面温度: 開始時25度/43度 終了時26度/38度
朝からサーキット周辺はSUPERGTを観戦にくるお客様で大渋滞。航空自衛隊新田原基地所属の航空機F‐15 戦闘機3機によるウェルカムフライトが行なわれ、徐々にコロナ前のイベントなども久しぶりに行われた。今日も雲一つない青空の中決勝スタート前のウォームアップは塩津からスタート。今週初めてのNEWタイヤからの走行になる。マシンバランスも問題なく、徐々にタイムを上げていく。途中赤旗中断もあったが、大草も最終チェックを行い、このセッションは10番手で終えた。今回も2周のフォーメーションラップの内、最初の1周は大分県警察の白バイ5台、パトロールカー2台が先導し、もう1周のフォーメーションラップを行った後、75周(GT500)のレースがスタートを切った。スタートドライバーは塩津。かなり緊張しているようだったが、レーススタートするとその緊張を力に変えて1コーナーまでに1台をパス。続けてもう一台もかわし、1周目のコントロールタワーを通過時には、3つポジションを上げて通過する。ペースも決して悪くなく、淡々と周回を重ねていく。前車は7号車BMW。0.4秒から1秒以内でパスするタイミングを伺う。途中FCYも入るが、22周目に7号車をかわして7番手までポジションをあげる。ルーティーンのピット作業が始まったが、ペースも悪くなかった塩津でそのまま乗車。タイムが若干落ちてきた28周目に大草と代わるためにピットへ。ピット作業もロスなく大草を送り出す。大草も1分47秒台で周回し、ほぼ全車がピット作業を終えた40周目で9番手。前の4号車を追いかける。4号車AMGとの差は一時10秒近くあったが、徐々に詰めていき、 4.5秒差まで追いつくが、4号車もペースを上げてくる。
後方との差は16秒から59周目には37秒差まで開き、4号車をパス出来るかにかかるが、ラップタイムが後半になり、4号車もほぼ変わらないタイムで走行。1台がコースサイドにストップしたり、1台がピット作業違反で後退し、55周目にはポジションは7番手に。そこからはポジションの変更はなく7番手でチェッカーを受け、貴重な4点を追加した。

関連記事