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2022.08.30 DRIFT

単走優勝という輝かしい成績【freem Team G-MEISTER】

D1グランプリ 2022 Rd.2&3 2022 OKUIBUKI DRIFT
6月11日~12日 奥伊吹モーターパーク

【世界レベルのドリフトバトル!「D1グランプリ 2022 Rd.2&3」の「2022 OKUIBUKI DRIFT」 を「奥伊吹モーターパーク」で開催!】

スキー場の駐車場を使った特設コースだが、昨年も2 回レースが行われるなどD1グランプリでは定番化しつつある奥伊吹。
コースレイアウトはおおむね昨年と同様だが、多少コーナーのR や通過指定ゾーンが変わりこれによりゾーンは通過しやすくなった為ゾーン外しによる減点は昨年より減るレイアウトとなるがショートカット減点には注意が必要なコースだ。

10 日に行われた公式テスト走行では山口選手(96.46 点)目桑選手(98.36点)と共に好調な走行をするもいつも日が暮れるまで走行が行われる奥伊吹ラウンドを想定し18 時から行われた最後の走行テストでまさかのG-MEISTER VL SILVIA がエンジントラブルが発生。
ここから11日(土)のレースに向け急ピッチでエンジンの載せ替え作業を行うこととなる。

D1GRANDPRIX Round 2
単走
山口選手のG-MEISTER VL SILVIA は何とかエンジンの載せ替えを完了するも予選前に行うチェックラン3 本での走行だけでエンジンのセッティングを行うしかなく本番に挑む事となる。
本番1本目まず確実に得点を取りにいくが1セクターでの振りこみがやや甘く点数が伸びず95.9 点を獲得。続く2 本目もBEST16 へ向け果敢に攻めた走りをするも、4 セクター付近でまたもエンジントラブルにより5セクターは惰性で走り抜けるのがやっとの状態になってしまった。 Rd.2 は1本目の得点で単走17 位。公式テストで出ていた点数が取れていれば追走へと進出出来ていただけにエンジントラブルが悔やまれる結果となった。

一方、目桑選手1 本目、進入時の速度はやや遅いもののゾーンも角度もきっちり付け98.3点を取りこの時点で単走2位の得点をマーク!この時点で既に追走への切符は掴んでいるが、もちろん1 位を目指す目桑選手!2 本目では悔やまれる結果になった山口選手の想いを乗せて走っているかの如く力強い走りを魅せ98.8 点を出し2 位と大きく差を付け、初の単走優勝を果たした!

追走
BEST16
単走時はドライだったコースコンディションも雨が降り追走では終始ウェット路面での走行となる中、まずは単走16 位通過の波紫選手との戦い。D1LIGHTS 時に1度負けた事があるだけに単走優勝したとは言え手が抜けない戦いとなる為、念入りなウォーミングアップを行う。
先行目桑選手に対し波紫選手が全く付いて行けず88 対60 で優位な入れ替え後、後追いでも手を抜く事無くアンチラグを上手く使いきっちり取っていき文句なしのBEST8へと進出を決めた!

BEST8
因縁の対決とも言える中村直樹選手との交戦!昨年より好調な中村選手だが、その中村選手が唯一本気を出す相手と言っているのが目桑選手だ!レースを見守る観客!MC 陣!その他選手も全員が注目するこの戦い。この日のメインカードと言っても過言ではない!
まずは先行目桑選手に対しスタート時よりびたびたに付いて来る中村選手だが怯む事無くゾーンをしっかり通り目桑選手らしい良い走りを魅せたがアドバンテージ11で迎えた後行目桑選手!中村選手に負けじとスタート時より先行中村選手にびたびたに付け世紀の戦いと言われる程の走りで食い付くも残念ながら後1歩及ばず敗退しこの日は追走5位となる。

D1GRANDPRIX Round 3
残念ながら公式プラクティスとRd.2 でエンジンブローが続いた山口選手のG-MEISTER VL SILVIA は現地での修復は不可能となりこの日は無念のリタイア。目桑選手のG-MEISTER ORIGINLabo. VL 180SXのみの参加となった。
単走
昨日、熱い走りを魅せ興奮が冷めやらぬが気持ちを切り替えこの日も優勝を目指し2連覇を狙う!
C グループで迎えた単走1本目から現時点での1位の98.19点以上の点数を狙って行くも97.9点でこの時点で4位となったがこの後に宿敵中村選手が98.4点を出し1位となる。こうなると目桑選手の更なる闘志が漲る!続く2 本目中村選手を上回る点数を狙い本気を出す目桑選手がなんとDOSS 得点、98.5 点と有言実行!中村選手を上回る点を叩き出すも、残念ながらゾーン減点を取られこの日は単走7位通過となった。

追走
BEST16
予選10 位通過の蕎麦切選手との戦い。
こちらもD1LIGHTS時から久々の戦いとなる2人の対戦!
蕎麦切選手もD1GP では若手ながら実力派の選手だけにどんな戦いになるのか気は抜けない!
いざ先行目桑選手いかに後追いポイントを取られず単走通りの良い走りをしDOSS で高得点を出せるかがポイントとなるが97点を取りアドバンテージ2.5 で抑え、後は大きなミスがなく後追いポイントが取れれば勝ちが見える得点だ!この後、続く入れ替え後もしっかり後追いポイントを取り勝利を収めた。

EST8
BEST16の戦いで好調な走りを見せた北岡選手との戦い。
昨日のリベンジを果たしたい目桑選手にとってこの戦いを勝ち進む事が今日の肝となる重要な戦いだ!更に上を目指し意気込む目桑選手!後追いからスタートした目桑選手 力が入り過ぎたか前を走る北岡選手とのスピードが合わずプッシュしてしまいクラッシュ!…

北岡選手は車体側面、目桑選手は足回りへのダメージを受け双方ピットイン。北岡選手はおおよそレースへの影響がない事だけを確認し直ぐにスタート地点へと向かう。
一方、目桑選手は足回りへのダメージ修復を試みるもルール上時間が足りず最低限の応急処置のみでの入れ替え走行へと挑む事となる。北岡選手へプッシュしたことにより大きなアドバンテージが付くも最後まで全力で走り抜けた。足回りに大きなリスクを抱えてるとは思えない走りで98 点を叩き出すも先程の大きなアドバンテージは賄えずこの日は最終順位6 位で終える結果となる。

奥伊吹ラウンドにて目桑選手は初めての操作ミスとなるが1つのミスが致命傷となる事を認識し次戦では今まで以上にミスなくより緻密なレースを展開できるように努める。
また次戦へ向け山口の車両G-MEISTER VL SILVIA のエンジントラブルについて原因調査し修復に向け最善を尽くす事に努めることとなる。
この奥伊吹ラウンドにて目桑選手は
年間ランキング
ドライバーズランキング8位
単走シリーズランキング5位
チームとしては6位となる

エンジンブローにより走る事が叶わなかったG-MEISTER VL SILVIA、追走でのクラッシュ、単走優勝と良くも悪くも様々あった奥伊吹ラウンドとなりましたがチーム員一同ドライバーのいい走りの為、想いをひとつに一丸となって全力を尽くしたと実感しております。
今回昨年のリベンジへの闘志を燃やし挑んだ奥伊吹ラウンド!惜しくも追走でのリベンジは果たせずでしたが、単走優勝という輝かしい成績を残せた目桑選手。
これからも応援して頂く皆様の期待を背にチーム員一同走り抜ける所存です。
また今回ドライバーはもちろんチームの事をより知って頂ける様にチームTwitterを開設しましたのでそちらでも応援して頂けますと幸いです。

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