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2022.08.31 その他

開幕戦はポールトゥーウィンを達成!【谷口信輝】

GAZOO Racing GR86 / BRZ Cup
第1戦 富士スピードウェイ

2022年7月16日、18日の2日間、静岡県富士スピードウェイでGAZOO Racing GR86/BRZ Cupの第1戦が行われた。
2022年は、全クラス昨年まで戦ってきたTOYOTA 86から、現行のGR86に変更となり、9年間続いたGAZOO Racing 86/BRZ RaceからGAZOO Racing 86/BRZ Cupと、新しいワンメイクレースとなる。開催クラスはプロフェッショナルシリーズとクラブマンシリーズの2つで、プロシリーズはサスペンションやマフラーなど、認定パーツの交換が可能となった。
今回のエントリー台数はプロシリーズが39台、クラブマンシリーズが50台となっている。
KTMSもカラーリングを一新。今年も昨年同様の体制で参戦。水曜日から富士スピードウェイ入りし、練習走行を行った。
当然、2022年もシリーズチャンピオンを目指す。
プロフェッショナルシリーズ予選
プロシリーズの予選は土曜日の14時35分から20分間。朝から本降りの雨で、一時は予選の開催も危ぶまれたが、午後に入ると雨は弱まり、予定通り開催された。
今回は、ダンロップタイヤを選択。谷口は予選開始早々にコースイン。時間の経過とともに路面が乾いていくことが予想されるため、周回を重ねながら徐々にタイムアップしていく。谷口選手は8周目に2分12秒846のトップタイムをマーク。2位の菅波選手を0.049秒上回り、ポールポジションを獲得した。

 

プロフェッショナルシリーズ 決勝
昨日とは違い、曇り空から徐々に晴れ間が見え始めている。プロフェッショナルシリーズの決勝は2時35分から10周。谷口は順当なスタートを決め、トップで1コーナーへ。予選2位の菅波選手をおさえてホームストレートに戻ってくる。谷口選手は背後の菅波選手から厳しいプレッシャーをかけられるが、落ち着いてディフェンス。菅波選手の背後には伊東選手がつけており、3台連なってのトップ争いが延々と続く。谷口選手は7周目、菅波選手に0.174秒差まで詰め寄られるが、トップの座を守り切り、トップチェッカー。記念すべき開幕戦をポールトゥウィンで制し、表彰台で笑顔を見せた。

谷口信輝 コメント
クルマやパーツのデリバリーが割と寸前で、十分なテストができていないまま開幕を迎え、ダンロップを選んだのは賭けだったのですが、まずはポールポジションを獲得できて本当に嬉しかったです。そして決勝も、10周をトップで抑え切ることに集中し、大事なGR86/BRZ Cupの開幕戦で優勝することができました。この調子で次戦も優勝したいと思います。

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