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2022.07.01 その他

本山哲監督率いる TEAM MOTOYAMA が滝川聡選手と共にTCRJ 岡山戦で自己ベストの6 位入賞! 【本山哲選手が、自らのチーム「TEAM MOTOYAMA」を新たに立ち上げ、監督としてTCRジャパンシリーズにフル参戦】

TCRジャパンシリーズ2022年第1戦サタデーシリーズ&サンデーシリーズ
富士スピードウェイ 4 月8~10 日

本山哲選手が、自らのチーム「TEAM MOTOYAMA」を新たに立ち上げ、監督としてTCRジャパンシリーズにフル参戦

TCRジャパンシリーズ2022年第1戦サタデーシリーズ&サンデーシリーズ
富士スピードウェイ

スーパーGT 選手権や国内トップフォーミュラで幾多のチャンピオンに輝いた本山哲選手が、自らのチーム「TEAM MOTOYAMA」を新たに立ち上げ、監督として2022 年度TCR ジャパンシリーズにフル参戦しております。

4 月8~10 日に富士スピードウェイで開催された TCR ジャパンシリーズ第 1戦で本格的なレースデビューを飾った滝川聡選手ですが、第 2 戦が開催される岡山国際サーキットでの走行経験は皆無で、サーキットライセンスを取得するところから始まりました。忙しい仕事の合間を縫って岡山国際サーキットまで足を運び、ライセンス講習会を受講し、乗用車で走りこんでコースを覚えるところからのスタートです。
今回から TEAM MOTOYAMA のドライビングコーチ陣に加わったのがスーパー耐久シリーズに参戦し、某メーカーのドライビングインストラクターを務めている大谷飛雄選手。滝川聡選手の“レーサーとしてのポテンシャルをいかに短期間で向上させるか”をテーマに第 2 戦へのトレーニングを続けました。
今回は初の岡山国際サーキットということもあり、木曜日のスポーツ走行から練習を開始。暑さ対策のため、走行中に身体を冷却するクールスーツも導入、万全を期してレースに臨みました。
しかし木曜日の練習中には最終コーナー手前でスピンし、イン側のボードに前部を軽くヒットしながらグラベルストップ。金曜日の TCRJ 専有走行時間にも第 2 コーナーでオーバースピードの為コースアウトし、激しくスポンジバリアに突っ込むクラッシュを演じてしまいます。ドライバーを精神的に落ち込ませないよう、本山哲監督や大谷飛雄コーチ、そしてチームスタッフが滝川聡選手のメンタルケアをし、エンジニアやメカニ ックたちは短時間でマシンの修復を完了させ、土曜日の予選、決勝に向けて最後のスポーツ走行時間もあえて走らせることで、自信を取り戻させるようチームが一丸となって頑張りを見せました。そして滝川聡選手は6 月25 日土曜日のサタデーシリーズ予選で岡山国際サーキットでの自己ベストタイムとなる 1 分 42 秒 245 をマーク。8 番手グリッドを獲得し、エンジニアとの目標タイムをクリアすることで、チームスタッフの努力と期待に応えてくれました。
決勝レースは 23 分+1 周のレースフォーマットで実施されました。サタデーシリーズの決勝レースではライバルたちを追走することで次第にペースが上がり、オーバースピードでコースアウトしてしまうなどミスもありましたが、見事なリカバーで周回遅れになることなく 7 位でチェッカーを受けました。そしてレース終了後、車両規則違反で失格となる車両が出て、正式結果は 6 位入賞。チームとしての自己最高位を更新する結果となりました。6 月 26 日、日曜日の予選ではさらに自己ベストタイムを更新する 1 分 41 秒311 をマーク。タイヤの温め方やブレーキングでのタイムの詰め方を学んだことで、大きな進化が見られることとなりました。
午後0 時 10 分にスタートしたサンデーシリーズの決勝レースでは、スタート直後のヘヤピンで前のマシンをパスしたものの、再び抜き返されるなどバトルも経験。最後まで粘り強い走りを見せて 8 位完走。初の岡山国際サーキットで再び貴重なシリーズポイントを加算することができました。

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