工具コラム

2023.06.30
知っとかないTONE

第37回トルネードソケット編

工具に関する情報を分かりやすくお届けする【知っとかないTONE!】の連載企画 第37回を公開します。
この連載を読んで、 皆さんもTONE工具マスターになってください。

第37回「トルネードソケット編」

六角部がひどくナメたり、錆び付いたボルト・ナットを取りはずすことができる工具です。

【トルネードソケットの特長】
トルネードソケットをラチェットレンチ等に装着して使用します。
特殊形状であるソケット内部にできた螺旋状のエッジが、
ナメたりや錆び付いたボルト・ナットでもしっかりと食い込み、
取りはずすことができます。
はずれたボルトは再利用できないので必ず新しいものに交換して下さい。

※右ねじ緩め専用(左回転専用になります)
※固着がひどいときは、潤滑油を浸透させるとボルトがはずれやすくなります。

【豆知識】 
日本のねじの起源は、あの有名な「火縄銃」だと伝えられています。
16世紀にポルトガル船によって種子島に伝えられた火縄銃には、
ねじ状の部品が使われており、
これが日本のねじ伝来の起源だといわれています。

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