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2024.11.15 MFJ

2024MFJ 第8戦 鈴鹿【Team AKIYOSHI】

今シーズンの締めくくりとなるMFJグランプリは鈴鹿サーキットを会場に開催された。何とか最終戦までに肩のケガを完治させたい秋吉だったが、願いは叶わなかった。しかし、第7戦岡山(長谷川選手)のセッティングデータがあり、マシンづくりの点では前進している。「少しでも秋吉の役に立てるなら」と、昨シーズン監督を務めた荒瀬が制御セッティングの役目を引き受け、サーキット入りした。今大会はベストラップタイム2分7秒台を目標に掲げ、10/24~25は4回の練習走行を実施した。セッティングを変えては走行し、コースに合うセッティングを探す。僅かずつタイムを縮め、練習走行の最終セッションでは2分7秒台への自信を持って予選に備えた。

26日の朝、曇り空の下で予選を迎える。予選開始の9:35、秋吉はマシンに乗ると静かにピットを
後にした。1周目で前日の走行後に変えたセッティングを確認すると3周目からアタックを開始。ストレートでは時速303㎞、ラップタイム2分8秒016を出すが、ラップタイム2分8秒台からなかなかタイムを縮められない。2回目のピットインで、セッティングを微調整後、ベストラップタイム2分8秒11を記録し、予選を終了した。13:30からのレース1は、予選のベストラップタイムによりグリットが決定。秋吉は19番グリッドからのスタートとなった。秋吉はサイティングラップでマシンを確認するとグリットにマシンを置く。レッドシグナルがブラックアウトに変わると一斉にスタート。秋吉は集団が落ち着くの待ち1台パスした。2分7秒台の目標タイムは出せたものの、フルブレーキングの衝撃に最後まで耐えることができない。17番手の順位をキープしチェッカーを受けた。翌日27日はウォーミングアップ走行で、前日のレース後に調整したセッティングを確認し、午後からのレース2に備えた。13:35のレース2は予選のセカンドラップタイムでグリットが決められ、秋吉は18番グリットからのスタートとなった。一斉にマシンがスタートした直後から、オイルフラッグが出され、ライダーにとっては慎重な走行を求められた。秋吉は1周目で2台をパス。コースコンディションに注意しながら周回数を重ねる。1周目から転倒するマシンが多く、途中セーフティーカーが入った時点で秋吉は14番手まで順位を上げていた。レースがようやく再開したところで3番手のマシンが転倒。秋吉は13位でチェッカーを受けた。

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