知っとかないTONE
第57回目は、「単能形トルクレンチ編」
第57回目は、「単能形トルクレンチ編」
トルク値を可変できないように固定したタイプのトルクレンチです。
【単能形トルクレンチの特長】
単能型は、プレセット形と使用方法は全く同じで、設定したトルク値に達しますと「カチッ」という音、
または手に軽い「ショック」でお知らせします。
違いとしては、
①トルク値が固定されており、設定変更できないという点 (トルク値を自由に変えられません。)
②トルク設定の目盛やダイヤルなどがないトルクレンチという点
設定の手間や使用中にトルク値が変わる心配がなく、設定値のミスも起こらないため、
同じ力で繰り返し締付ける作業現場に適しています。
【こんなところで活躍】
単能型のトルクレンチは、同じトルクで何本もボルトを締め付けるような連続作業に適しています。
特定用途で使用する、空調配管のフレアナット締付け専用トルクレンチや、自動車のホイールナット締付け専用トルクレンチなどもあります。